オンライン証券口座乗っ取り事件で初の逮捕！大規模な株価操作の実態を徹底解説

オンライン証券口座の悪用が横行！ついに容疑者逮捕へ

最近、オンライン証券口座が乗っ取られ、知らない間に株が不正に売買されるという衝撃的な事件が多発していました。金融庁も「合計9348件、約7110億円」という莫大な被害を公表しており、多くの投資家が不安に感じていたことでしょう。
そんな中、警視庁は6月28日、ついにこの問題に関与したとされる2人の容疑者を逮捕しました！これは一連の不正取引事件で初めての逮捕となり、事態は大きく動き出しています。

中国籍の容疑者2名を逮捕！手口は「相場操縦」か

今回逮捕されたのは、いずれも中国籍の会社経営者、リン・シンハイ容疑者（38）と、職業不詳のジャン・ロン容疑者（42）です。彼らは金融商品取引法違反（相場操縦）などの疑いで逮捕されました。具体的には、不正に株価をつり上げて高値で売り抜けるという、いわゆる「相場操縦」の手口で不当な利益を得ていたとみられています。
この大規模な不正は、単独犯ではなく、組織的な関与がある可能性も指摘されており、警視庁は現在、事件の全容解明に向けて捜査を進めているとのことです。

あなたの資産を守るために！今すぐできるセキュリティ対策

オンラインでの投資が身近になった今、このようなサイバー犯罪は決して他人事ではありません。
自分の大切な資産を守るためには、私たち一人ひとりがセキュリティ意識を高めることが重要です。
例えば、パスワードは使い回しせず、複雑なものに設定すること。そして、多くのオンライン証券会社が導入している二段階認証（多要素認証）を必ず利用するようにしましょう。
また、定期的に取引履歴を確認し、身に覚えのない取引がないかチェックすることも大切です。もし不審な点に気づいたら、すぐに証券会社に連絡してください。
今回の逮捕を機に、同様の被害が二度と起きないよう、セキュリティ強化への意識を高く持ち続けましょう。