V・ファーレン長崎が8年ぶりのJ1昇格決定！山口蛍主将「長崎旋風を巻き起こしたい」

長崎、ついにJ1昇格！8年越しの夢、最終節で掴む

2023年J2リーグ最終節が29日に開催され、V・ファーレン長崎が徳島ヴォルティスとのアウェー戦に1-1で引き分け、見事8年ぶりとなるJ1昇格を確定させました！
前節で首位に浮上し、最終節での昇格決定に多くのファンが歓喜。アウェーの地で勝ち点1をもぎ取り、悲願達成の瞬間を迎えました。

山口蛍が語る「簡単じゃなかった」道のり

J1連覇の神戸から今季移籍してきたMF山口蛍主将（35）は、試合後の場内インタビューで喜びを噛みしめました。
「相手のチャンスが何回もあったんですけど、みんなで体を張って守れたので、本当にようやくみんなでつかんだJ1昇格だったなと思います。」と語り、決して楽ではなかった道のりを振り返りました。
一時は昇格圏外まで落ち込んだ時期もあったそうで、「選手、スタッフ、そしてサポーターの方々も含めて本当にみんなで1個ずつ這い上がって、今この結果があるなと思います」と、チーム全体、そしてファンとの一体感を強調しました。

攻撃と守備のバランス「まとまったチーム」へ

今季のV・ファーレン長崎について、山口主将は「見ている人は攻撃的な長崎をイメージすると思うんですけど、もちろんそれもあった中でシーズン終盤は1－0ないし1－1で勝ちきったり負けない戦いというのが自分たちの強みに最後なっていったんじゃないかと」とチームの変化を分析。
攻撃だけでなく、徳島にボールを握られる展開でもGKから前線の選手まで必死に守り抜いたことで、攻守のバランスが取れた「まとまったチーム」になったと話しました。
そして、8年越しのJ1復帰について「次はJ1で長崎旋風を巻き起こしたいなと思います」と力強く宣言し、来季への意気込みを見せました！