【ジャパンC伝説】サンデーレーシング、G14連覇の偉業を振り返る!ブエナビスタ、ジェンティルドンナらの名勝負を徹底解説
競馬ファンなら誰もが注目する秋のビッグレース、ジャパンカップ。この舞台で、前人未踏の偉業を成し遂げた馬主がいます。それは、数々の名馬を輩出し続けるサンデーレーシング。
彼らは2010年から2013年にかけて、史上初めてジャパンカップを同一馬主で4連覇するという、まさに伝説的な記録を打ち立てました。近年、『ウマ娘』での登場も話題となったブエナビスタをはじめ、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルといった名馬たちが織りなした激闘の歴史を、今改めて振り返ってみましょう。
サンデーレーシングの偉業:JRAG1完全制覇とジャパンC4連覇の軌跡
サンデーレーシングは、史上初めてJRAのG1レース全26競走を制覇するという、前代未聞の偉業を成し遂げたことでも知られています。その輝かしい歴史の中でも、特に際立つのがジャパンカップにおける4連覇でしょう。この期間、彼らの所有馬が繰り広げたドラマは、競馬史に深く刻まれています。
2010年:衝撃の降着劇!ブエナビスタとローズキングダムの明暗
連覇の幕開けとなった2010年ジャパンカップ。この年の主役は、圧倒的な支持を集めたブエナビスタでした。
しかし、直線での斜行により惜しくも2着に降着。繰り上がりで優勝したのは、同じくサンデーレーシング所有のローズキングダムでした。
結果的にサンデーレーシングがワンツーフィニッシュを飾る形となり、この年のジャパンカップは、良くも悪くも大きな話題となりました。
2011年:ブエナビスタ、悲願のジャパンC制覇!
前年の雪辱を果たすべく、再びジャパンカップの舞台に立ったブエナビスタ。彼女の執念が実を結んだのが2011年でした。
渋太く脚を伸ばすと、早めに先頭に立ったトーセンジョーダンをゴール前で見事に捕らえ、ついにジャパンカップのタイトルを獲得。前年の天皇賞(秋)以来となる6つ目のG1タイトルは、彼女の強さとファンの期待に応えるものでした。
2012年:伝説の三冠馬対決!ジェンティルドンナvsオルフェーヴル
そして2012年ジャパンカップは、まさに伝説の一戦となりました。出走したのは、牝馬三冠を達成したジェンティルドンナと、牡馬三冠馬オルフェーヴル。この2頭もサンデーレーシングの所有馬でした。
史上稀に見る三冠馬同士のマッチレースは、観衆を熱狂の渦に巻き込みます。結果は、ジェンティルドンナがオルフェーヴルをハナ差で競り落とし、歴史に残る勝利を収めました。
2013年:ジェンティルドンナ、ジャパンC連覇の快挙!
翌2013年も、ジェンティルドンナがその強さを見せつけます。前年覇者として堂々と出走した彼女は、横一線の追い比べから抜け出し、外から迫るデニムアンドルビーを再びハナ差で凌いでフィニッシュ。見事、ジャパンカップ連覇という偉業を達成しました。
この勝利により、サンデーレーシングは前人未踏のジャパンカップ4連覇を成し遂げ、その名を競馬史に深く刻み込んだのです。
12年ぶりの栄光へ!今年のジャパンCにも注目
しかし、意外なことに、この4連覇以降、サンデーレーシングの所有馬はジャパンカップの勝利から遠ざかっています。今年は、クロワデュノールとブレイディヴェーグが参戦を予定しており、12年ぶりのジャパンカップ制覇なるか、大きな注目が集まっています。
サンデーレーシングの新たな歴史が刻まれるのか、今年のジャパンカップからも目が離せません。
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