長嶋茂雄「ミスタープロ野球」が選考委員特別賞に！伝説の「メークドラマ」と名言で永遠の輝きを放つ

「ミスタープロ野球」長嶋茂雄、選考委員特別賞を受賞！

年の瀬に飛び込んできた嬉しいニュース！12月1日、「2025T＆D保険グループ新語・流行語大賞」が発表され、選考委員特別賞には、今年6月に89歳で他界された長嶋茂雄さんを称える「ミスタープロ野球」が選ばれました。
野球界だけでなく、社会全体に大きな影響を与え続けた長嶋さんの功績が改めて評価された形です。伝説の野球選手であり、監督であった長嶋さんの名前が、未来を語る流行語大賞で選ばれることは、その存在の大きさを物語っていますね。

時代を彩った「メークドラマ」と数々の名言

長嶋さんといえば、1996年に巨人軍監督として達成した、あの「メークドラマ」で年間大賞を受賞したことは記憶に新しいですよね。首位から最大11.5ゲーム差をひっくり返しての逆転優勝は、まさにドラマそのものでした！
そして、彼が生み出した数々の「名言迷言」も、私たちの心を掴んで離しません。「バァッといってガーンと打つんだ」といった独特の擬態語や、「失敗は成功のマザー」のように突然英語を混ぜるセンスは、聞く人を飽きさせず、いつも笑顔にしてくれました。まさに「永久に不滅」なのは、その功績だけでなく、彼の人柄そのものでしょう。

少年たちの憧れ「背番号3」と「燃える男」の伝説

長嶋さんは、戦後の復興期から高度経済成長期にかけての日本を明るく照らし、プロ野球を国民的スポーツに押し上げた象徴的な存在です。現役時代の1958年から74年には、多くの少年たちが彼の背番号「3」に憧れ、チーム全員が3番をつけるなんてエピソードもあったほど。
「躍動感あふれるプレー」と「太陽のような明るさ」を持ち、「燃える男」と称された長嶋さんは、数々のタイトルを獲得し、その背番号3は巨人軍の永久欠番となりました。1974年の引退試合で残した「巨人軍は永久に不滅です」という言葉はあまりにも有名ですが、選考委員会も「長嶋茂雄さんこそ永久に不滅です」と感謝の言葉を贈っています。彼の存在は、これからも私たちの中で生き続けることでしょう。

「メークドラマ」誕生秘話と長嶋イズム

表彰式では、長嶋さんが「メークドラマ」で年間大賞を受賞した際の写真も披露されました。当時の長嶋さんは「ええ、そうなんです。いつも寝ないで考えるんですから。本当ですよ。この『メークドラマ』もそうなんですから。実は考えるのが好きなんです。デヘヘヘ～」と照れ笑いしながら、「名言誕生」の舞台裏を明かしていたそう。
また、司会の宮本隆治氏は、長嶋さんが優勝について「出合い頭のようなものでした」と語ったエピソードを紹介。普通は交通事故で使う「出合い頭」という言葉を、野球の優勝に使うあたり、長嶋さんの独特な感性が光りますね。これからも、彼の伝説は語り継がれていくことでしょう。