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吉野・津風呂湖で雨乞い神事深刻な水不足に祈り、貯水回復を願う

投稿日:2026年02月25日

奈良県吉野町にある津風呂湖で、深刻な水不足を受け、初めて雨乞い神事が24日に行われました。吉野川分水の受益者団体やダム管理者、保全団体、観光事業者など約30人が集まり、恵みの雨を祈願しました。

水位低下が続く津風呂湖、貯水率は2002年以来の低水準

津風呂湖は、大和平野と紀伊平野の農地に農業用水を供給する重要なダム湖です。しかし、近年の少雨により水位が低下し、24日現在の貯水率は51%と、2002年以来の低い水準となっています。昨年3月末には80%の水量を確保していたことを考えると、その深刻さが伺えます。

雨乞い神事の内容:感謝と祈り

神事は、吉野川分水の受益者である大和平野土地改良区が実施。ダム堤体近くの湖畔に鎮座する丹生津風呂神社で祝詞を上げ、大和平野と紀伊平野に送られた水をダム湖に返す儀式を行いました。これは、これまでの恵みに感謝するとともに、降雨を祈願する意味合いが込められています。

農業への影響、関係者の懸念

津風呂ダムからの農業用水は、県内20市町村と和歌山県内7市町の農地に供給されています。受益者は約2万人。大和平野土地改良区の金沢秀樹理事長は、「このまま雨が降らなければ田植えができないのでは」と強い懸念を示し、「6月1日からの灌漑期までに貯水が回復してほしい。これまでの感謝とともに祈願した」と語りました。

流入が少ない中での放流、今後の見通し

龍門山地を水源とする津風呂川からの流入はほとんどないものの、県水道企業団からの要請により、毎秒約1トンの放流を続けています。地域住民からは、「雨の降り方次第だが、貯水には時間がかかる。必要な水量を取り戻せるか心配」という声も上がっています。節水への協力も呼びかけられています。

干ばつが続く中、津風呂湖の貯水回復は、地域農業にとって喫緊の課題です。今後の降雨に期待が集まっています。

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