高市総理の“当選祝い”ギフトに批判の声 国民「ねぎらうべきは国民」
参議院本会議で行われた代表質問で、立憲民主党の田名部匡代幹事長が高市早苗総理の自民党当選議員へのカタログギフト配布について追及しました。厳しい寒さの中行われた選挙を背景に、国民からは厳しい声が上がっています。
高市総理のギフトとは?
高市総理は、衆院選後に自民党衆議院議員全員に、自身が代表を務める奈良県第二選挙区支部からカタログギフトを寄付したことを認めました。1人あたり約3万円、合計315人分で、総額は約945万円となります。総理は「厳しい選挙を経て当選したことへのねぎらいの気持ち」と説明し、政党支部からの議員個人への寄付は法令上問題ないとの認識を示しました。
過去の事例との比較
田名部幹事長は、過去に当時の石破茂総理が10万円の商品券を15名に配布し、批判を受けて返還した事例を引き合いに出し、今回のギフトの原資と目的について説明を求めました。物価高で苦しむ国民生活を考慮すれば、ねぎらうべきは国民だと指摘しました。
県民からは厳しい意見
RAB青森放送の取材に対し、県民からは「まずいと思う」「お金で何かをするのは自民党が変わらない」「自分のために政治を使っていると感じる」「裏金問題が解決していないのにまずい」「政党支部を通しての寄付は迂回ルートだ」など、批判的な意見が多く寄せられました。一方で、「違反でなければ個人的にはどちらでもよい」という意見もありました。
「真冬の選挙」の公平性も追及
田名部幹事長は、厳しい寒さの中行われた選挙についても、投票時間の繰り上げや交通障害などにより、特定地域の投票機会が制約されたことの公平性を問いました。高市総理は、各省庁と連携して支援したと回答し、選挙が適正に実施されたと感謝を述べました。
その他の質問
六ヶ所村にある高レベル放射性廃棄物の搬出期限や最終処分地選定に関する質問には、「国が全面に立って取り組んでいく」と回答しました。
今回の高市総理のギフト問題は、政治とカネの問題に対する国民の厳しい視線が改めて浮き彫りになりました。今後の政治のあり方について、議論が深まることが予想されます。