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ありがとう、オキちゃん。沖縄美ら海水族館の伝説イルカ、世界最長50年の歴史に幕!

投稿日:2025年12月02日

沖縄美ら海水族館のアイドル「オキちゃん」が永眠。世界最長飼育記録50年に幕

沖縄美ら海水族館のアイコン的存在として、多くの人に愛されてきたミナミバンドウイルカの「オキちゃん」が、2日に永眠したことが発表されました。飼育開始から50年という期間は、世界最長記録を更新し続けていました。私たちにたくさんの笑顔と感動をくれたオキちゃん、本当にありがとう。
推定年齢52歳だったオキちゃんは、この夏ごろから体調を崩し、懸命な治療と療養を続けていましたが、残念ながら帰らぬイルカとなりました。死因については今後詳しく調査されますが、高齢による体の機能低下が主な原因と見られています。

鹿児島から沖縄へ、半世紀にわたるイルカショーの主役

オキちゃんは50年前、鹿児島県から沖縄へとやってきました。以来、沖縄美ら海水族館(旧海洋博公園)のイルカショーで圧倒的な存在感を示し、世代を超えて多くの来場者を魅了してきました。そのショーでの活躍は、まさしく沖縄観光の象徴と言えるものでした。
飼育50年を迎えた今年、仲間であるオスイルカの「ムク」とともに、その長年の功績が称えられ、沖縄県から観光特別賞を贈られたばかりでした。

玉城沖縄県知事も感謝と祈念を表明

沖縄県の玉城知事も、オキちゃんの訃報に際し「オキちゃんの長年の功績に対して、心から感謝するとともに、やすらかな眠りを深く祈念しております」とコメント。その功績の大きさが改めて伺えます。
沖縄の青い空と海をバックに、華麗なジャンプを見せてくれたオキちゃん。その姿は、これからも私たちの心の中で輝き続けることでしょう。さようなら、オキちゃん。そして、たくさんの思い出を本当にありがとう。

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