乃木坂46久保史緒里、ANN卒業に「2個ホームを失う」佐久間宣行氏も感動「人の成長を見届けた」

元テレビ東京の人気プロデューサーで、現在はフリーのテレビマンとして活躍する佐久間宣行氏がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」。11月19日の放送では、なんとその前の時間帯で「乃木坂46のオールナイトニッポン」を3年9カ月担当した久保史緒里さんが登場！彼女のANNパーソナリティとしての軌跡を、佐久間氏との対談でたっぷり振り返りました。

久保史緒里、ラジオでまさかの「だらしない私」を解禁!?成長の舞台裏

グレーのパーカー姿で登場した佐久間氏の元へ、挨拶に訪れた久保さん。佐久間氏は、3年9カ月のパーソナリティ生活を「立派に務め上げた」と称賛しました。
「最初の久保さんは今にも壊れそうな放送をしていた」と語る佐久間氏に、久保さんは「もう何でも喋るようになっちゃって。アイドルなのかな？って思い始めるぐらい」と苦笑い。
その転機は、与田祐希さんとの共演だったと明かします。「与田というダークホースが来て、あの人はもう私以上に何でも喋るので。あ、ここまでアイドルでも言っていいんだ！って知れて、私もじゃあ、次の週からもう何でも喋ろうって思って」と、アイドルとしての殻を破るきっかけを告白しました。
佐久間氏も「2年目の終わりぐらいから、あれ何か久保さん、すげぇ楽になったなっていう感じがした」と振り返り、最終的には「ベットでご飯を食べる話をしてたもんね」と笑うと、久保さんは「もう何も隠さなくなって、汁物もいけますって言って。…だらしないですね(笑)。直らなかったです、最後まで」と、ラジオで自身の素顔をさらけ出していたことに悔いはない様子でした。

「ラジオってこういうのでいいんだ！」佐久間氏も共感の金言

佐久間氏は、そんな久保さんのトークを「久保さんにしか話せないことがたくさんあって」と絶賛。久保さんも「自分には何もないと思ってたので。あ、こういうのでいいんだ！とは思いました」と、ラジオを通じて自信がついたことを打ち明けました。
この言葉に佐久間氏も「そう、ラジオってさ、こういうのでいいんだ！だよね？俺もそう思うのよ」と深く共感。自身もパーソナリティを始めた当初は構えていたが、肩の力を抜いてトークすることが正解だったと語り、ラジオの奥深さを語り合いました。
3年9カ月のパーソナリティ生活を振り返り、久保さんは「もう、楽しかったですね！ずっと。だから、もう終わっちゃうのが寂しいです」とコメント。
さらに「(同ラジオは)アイドルしながら会社に勤めてる感じでした。だから、2個ホームを失う感じがして」と、乃木坂46とラジオという2つの大切な場所を失う寂しさをにじませました。卒業後の未来に期待と不安を抱えながら、佐久間氏とリスナーに感謝を伝えた久保さんでした。

佐久間宣行氏「人の成長を見届けた」久保史緒里の卒業に感動

本編後のイチナナ限定アフタートークでも、佐久間氏は久保さんについて語り、「久保さんが来てくださいまして。しっかり話したのは、久しぶりだったから、すごくうれしかったですね」と喜びを語りました。
そして「やっぱりさ、20歳から24歳って人は変わるね。久保さんがどっしりしたというか自信も持ってね」と、久保さんのこの4年間での大きな成長に感動している様子。「人の成長を見届けて卒業を迎えたっていう意味で言うと、うわぁーって思うところがありますね」としみじみと語りました。
初代パーソナリティの新内眞衣さんの卒業とは異なり、久保さんに対しては「今回は最初から最後まで見届けたって感じがしたな」と、まるで卒業式の生徒を見送る先生のような温かい口調で、久保さんのANN卒業にエールを送りました。