森保監督がW杯2026の猛暑戦を語る！「選手層の厚さが強みになる」秘策とは？

W杯2026組み合わせ決定！日本代表の森保監督がF組の印象を語る

FIFAワールドカップ2026北中米大会の組み合わせ抽選会が米国で行われ、日本代表（FIFAランク18位）はF組に入ることが決定しました！対戦相手は、強豪オランダ（同7位）、チュニジア（同40位）、そして欧州予選プレーオフ（PO）を勝ち上がったチーム（スウェーデン、ウクライナ、ポーランド、アルバニアのいずれか）となります。
抽選結果を受けて、日本代表の森保一監督はミックスゾーンで記者団に対応。「非常に厳しいグループに入った」と率直な感想を述べました。
「まだ1チームは決まっていないが、欧州のプレーオフを勝ち上がってくる。国の名前を見てもストレートでW杯に出てきてもおかしくない国ばかり。プレーオフで上がってくるチームも含め、非常に力のある対戦相手ばかりなので、厳しいグループかなと思う」と、警戒心をあらわにしました。

灼熱のW杯！森保監督が語る「タフな戦い」への準備

グループリーグの開催地は、メキシコのモンテレイ、アメリカのダラス、ヒューストン、カンザスシティーといった中部エリアが候補に挙がっています。森保監督は「おそらくW杯の時はめちゃくちゃ暑いと思う。非常に厳しい環境の中、戦わないといけないという印象。覚悟を持たないといけない」と気を引き締めました。
さらに、「暑さの中で戦うという部分では、体力的にもメンタル的にも（重要）。ただでさえW杯は負荷がかかるというところで、気候の部分でも、タフに戦う準備をしておかないといけない」と、厳しい環境での戦いを見据えています。

選手層の厚さが最大の武器に！暑さも乗り越える日本代表の戦略

これまで森保監督は「W杯までに2～3チーム分の戦力を」というテーマを掲げてきました。その成果が、この灼熱の地での戦いで活きてくるかもしれません。
森保監督は「タフな戦いを、より高いレベルの選手たちを使いながら試合を勝ち切っていくことが今の日本はできる。選手層の厚さを我々は強みに、準備したい」と、多くの選手を起用しながら戦い抜く戦略を視野に入れています。
もちろん、相手チームも同じような準備をしてくるはず。「我々の方がいい準備をした中で、最後メンタルの部分でも相手を上回っていければ」と、精神面での優位性も強調しました。

欧州遠征でさらなる強化へ！W杯本番を見据えた準備

来年3月には欧州遠征（2試合）が予定されており、これもW杯本番に向けた重要なステップとなります。
指揮官は「W杯本大会で（グループに）欧州から2チーム入ってきたということで、来年3月の親善試合が欧州でできるという部分は（大きい）」と語り、欧州の強豪チームとの対戦から得られる経験に期待を寄せています。
「欧州のチームはどのチームもインテンシティー（強度）が高く、球際を激しく戦う。推進力を持ってゴールに向かってくるところは、どのチームもやってくると思うので、もちろん全てではないが、欧州の戦いを知った上で自信を持ってW杯で欧州のチームと試合ができればいい」と、力強いコメントで大会への決意を表明しました。