注目度MAX!新鋭バンドluvのフロントマン・Hiynが語る、唯一無二の音と言葉のルーツとは?
【luv】彗星の如く現れた才能集団!デビューまでの軌跡
今、音楽シーンで最も注目を集める新鋭バンド、luv(ラヴ)。
その独特の世界観とグルーヴは、一度聴いたら忘れられない魅力に溢れています。
クールでありながら温かみを感じるサウンド、そして言葉遊びのように紡がれるおしゃれな歌詞。
そんなluvの音楽を軸で創り出しているのが、ボーカル&ギターのHiyn(ヒン)さんです。
「初めからプロになろうと思っていたわけじゃないんです。3年ぐらい前から、Sho(Dr)のバイト先のバーでちょくちょく集まって、ただ音楽好きな5人が趣味を楽しんでいただけでした」と語るHiynさん。
しかし、インディーズで配信を始めると、SNSで瞬く間に話題となり、様々なレーベルから声がかかるように。
そこから「プロへの意識が固まっていった」と言います。
メンバー全員が平成生まれながら、90s〜Y2Kのネオソウル、ジャズ、ロック、ソウル、ファンク、R&B、ヒップホップ、クラシックと、多様な音楽ルーツを持つluv。
これらが絶妙にミックスされたサウンドが、唯一無二の「luvの世界」を構築しています。
2023年の結成からわずか1年足らずでデビューを飾り、SWEETLOVESHOWERやコヤブソニックといった大型フェスにも出演するなど、その勢いは止まりません!
「両親のカルチャーが僕を育てた」Hiynの音楽ルーツに迫る!
Hiynさんが生み出す多彩な楽曲と独特の歌詞。
その原点には、彼の育った環境が大きく影響していると言います。
「父親が海外のカルチャー好きで、家ではいつも昔のソウル、ファンク、ブルースが流れていました。
逆に母親は日本の歌謡曲が大好きで、尾崎紀世彦さんとか、柳ジョージさんとか。
だから両方のカルチャーを知りつつ育ったのは、ホンマに運がよかったと思います」とHiynさん。
お父様は歌も非常に上手く、小さい頃から一緒に歌うのが日常だったそう。
特に印象に残っているのは、中学1年生の時にお父様から教えてもらったベン・E・キングスの『スタンド・バイ・ミー』。
その時に初めてお父様のアコギを借りて練習し、ギターにのめり込んでいったと言います。
「独学だったからよかったと思う。これはダメ、違うとか言われなかったから。
僕、人にあれこれ言われるのってかなり苦手なんです(笑)」と、自身の「頑固さ」を覗かせます。
高校1年でエレキギターを手に入れ、バンド活動を開始。
luv結成の際にもメルカリでギターを買い替えたり、大学時代には遠征ライブで宿代がなく下北沢の公園で野宿したりと、知られざる苦労も経験してきたそうです。
日本語が「英詞」に聞こえる!?独自の歌い方と歌詞の秘密
Hiynさんの歌声は、日本語なのにまるで英詞のように滑らかに聴こえるという特徴があります。
そして、その独特な歌詞の世界観もまた、luvの大きな魅力の一つです。
この歌い方のルーツも、やはりお父様の影響だと言います。
「歌うときに英詞に訳をつけるのではなく、発音のふりがなをふってくれて、それを歌っていたんです。
たとえばサム・アンド・デイヴの『ホールド・オン・アイム・カミング』の、ホールド・オンを『おうどん』と書いてくれた。
そう歌うとナチュラルに聞こえる。そういった歌い方が小さい頃からのクセのようになっています」
洋楽のメロディに日本語を乗せる難しさがある中で、Hiynさんは斬新なアプローチを提唱します。
「洋楽のメロディと発音があるんだったら、先に発音が“語感”としてあって、あとから詞の意味づけがあってもいいんじゃないかって。
そのほうがサウンドとして聞きやすいし、分離しないと考えています」
この「語感を重視した歌詞」こそが、luvの音楽全体に品格と唯一無二のおしゃれなグルーヴを生み出している秘訣なのかもしれません。
luvの音楽は、Hiynさんの深い音楽ルーツと型破りなセンスによって創られています。
彼らの今後の活動から、ますます目が離せません!
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