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姫路城「爆上げ」2500円!ルーブルは外国人料金5800円に…なぜ日本は差をつけない?SNSで大激論!

投稿日:2025年12月06日

姫路城、まさかの「一律2500円」に!ルーブル美術館は“外国人料金”でまさかの5800円に

世界遺産として絶大な人気を誇る日本の姫路城が、2026年3月から入城料を現行の1000円から2500円に大幅値上げすると発表し、大きな話題となっています。
この値上げは、今後10年間で約280億円にもおよぶ石垣の耐震補強や施設の復元といった大規模な整備費が必要となるためだそうです。
一方で、フランス・パリにある世界的に有名なルーブル美術館も、来年1月14日からEU圏外からの来館者の入館料を、なんと22ユーロ(約4000円)から32ユーロ(約5800円)にまで引き上げると発表しました。
こちらは施設の維持にかかる“構造的な問題”への対処が理由とされており、年間で約36億円もの収入増を見込んでいるとのことです。

なぜ姫路城は「外国人料金」にしないの?SNSで疑問の声が殺到!

ルーブル美術館が明確に「外国人料金」を設定したのに対し、姫路城は姫路市民以外の日本人観光客も外国人観光客も一律2500円の対象としました。
これに対し、SNS上では「外国からのインバウンドだけを値上げすべき!」「外国人はもっと高くてもいい!」といった疑問や意見が大噴出しています。
背景には、コロナ禍が明けインバウンドが急増したことによる観光地の混雑、いわゆる“オーバーツーリズム”への不満や、続く物価高騰に対する国民の不満が強く影響していると考えられます。
大阪城や松本城の入城料が1200円前後であることを考えると、姫路城の2500円は国内ではかなり高額に感じる人も少なくないでしょう。

じつは検討してた!姫路城が“外国人料金”を断念したワケ

実は、姫路市も当初はルーブル美術館のように「外国人料金」の導入を検討していました。
当時の市長は「外国人4500円、市民750円」という具体的な金額まで口にするほど真剣に議論されていたようです。
しかし、結果的にその案は断念されました。
その理由は、外国人観光客と国内客を明確に判別するのが難しいことや、議会内で「差別的だ」という反対意見があったためとのことです。
公平性実務的な困難さが、この選択を左右した大きな要因と言えるでしょう。

これからの観光はどうなる?インバウンドと共存する未来とは

日中関係の冷え込みで中国からの旅行者が一時的に減少したとはいえ、京都や東京などの人気観光地ではインバウンドによる混雑は収まる気配がありません。
日本の文化や歴史が世界中で注目されるのは喜ばしいことですが、観光客と地元住民、そして国内観光客が互いに気持ちよく観光できる環境を整えることが、今、行政に強く求められています。
姫路城の値上げやルーブル美術館の事例は、今後の日本の観光政策にとって大きなヒントとなるかもしれません。

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