ノーベル賞受賞の裏で未来の科学を応援!阪大・京大が若手支援基金を設立、豪華特典も?!
今年のノーベル賞受賞で日本中が沸き立つ中、受賞者である坂口志文・大阪大学特任教授と北川進・京都大学特別教授の研究分野を支援する新たな基金が、それぞれ両大学から設立されました!
これは、両教授が声を大にして訴える「若手研究者へのサポート」を具体化するもので、未来の科学を担う若者たちを応援するために、広く寄付を募っています。私たちの寄付が、もしかしたら次のノーベル賞につながるかもしれませんよ!
坂口教授の「Tレグ」研究を応援!阪大の「坂口志文研究応援基金」
大阪大学が10月10日に立ち上げたのは、「坂口志文研究応援基金」。生理学・医学賞を受賞する坂口教授が発見した、免疫の鍵を握る「制御性T細胞(Tレグ)」に関する研究をサポートするための特定基金です。
このTレグは、免疫系の暴走を抑える働きがあり、がん治療やアレルギー治療など、幅広い医療分野での応用が期待されています。阪大免疫学フロンティア研究センターの高木昭彦特任教授は、「Tレグの応用はこれからも進むため、より多くの資金が必要。特に若手への支援を充実させたい」と、この基金への期待を語っています。
北川教授の「MOF」研究にエール!京大はサイン入り色紙の特典も!
一方、化学賞に輝いた北川教授が所属する京都大学物質―細胞統合システム拠点(アイセムス)も、北川教授が開発した夢の新素材「金属有機構造体(MOF/モフ)」の研究分野に特化した寄付の受け付けを開始しました。
MOFは、ナノレベルの多孔性を持つ素材で、ガス分離、触媒、薬物送達など、環境・エネルギー分野から医療まで、無限の可能性を秘めています。そしてなんと!100万円以上寄付した方には、北川教授直筆のサイン入り色紙が贈られるという豪華な特典が用意されています。これはファンにはたまらないですね!
ノーベル賞学者たちの共通の願い「若手へのサポートが必要」
坂口教授と北川教授は、受賞決定後の記者会見などで口を揃えて「基盤的な経費が足りていない」「若い世代へのサポートが必要」と訴えていました。
両大学が作成した授賞内容を紹介するパンフレットでも、今回の基金への協力を強く呼びかけています。彼らのノーベル賞級の研究も、若かりし頃の地道な努力と、それを支える環境があってこそ花開いたもの。その経験があるからこそ、次世代への強い思いがあるのですね。
過去の受賞者たちも動いている!日本の基礎研究を支える輪
実は、ノーベル賞受賞者が自身の賞金を原資に基金を設立するのは、今回が初めてではありません。
2018年に生理学・医学賞を受賞した本庶佑・京都大学特別教授(83)も、賞金を元手に基金を設立し、若手研究者を支援しています。また、2016年に同賞を受賞した大隅良典・東京科学大学栄誉教授(80)も、若手研究者の現状を憂い、2017年に自身の賞金や寄付金を原資とする財団を創設。「地道な研究の芽を絶やさないようにしたい」と語っています。
日本の未来を担う科学技術は、若手研究者たちの自由な発想と探求心から生まれます。今回の基金は、そんな彼らの挑戦を応援する大きなチャンス。あなたの支援が、未来の世界を変える発見につながるかもしれません!
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