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【体験レポ】松本市で親子が火山探検!噴火の仕組みを楽しく学ぶ科学イベントが大盛況!

投稿日:2025年12月06日

親子でドキドキ!日本火山学会の特別講座で科学の面白さに出会う

「火山ってどうやって噴火するんだろう?」そんな純粋な疑問を抱く親子にとって、最高の学びの場が長野県松本市に登場しました。
10月4日、信州大学松本キャンパスで、日本火山学会秋季大会の公開講座「親子で火山実験」が開催され、好奇心旺盛な親子9組21人が参加。
手作りの溶岩を流す実験や水蒸気噴火の仕組みを学ぶ実験などを通して、地球のダイナミズムを肌で感じ、火山の不思議に迫りました。

大迫力!豆が宙を舞う「水蒸気爆発」実験に子どもたちも大興奮!

今回の実験で特に注目を集めたのが、身近な材料を使った「水蒸気爆発」の再現です。
フィルムケースに重曹とクエン酸、そして水を加えることで二酸化炭素が発生し、その圧力でケースのふたが勢いよく開くというもの。
ふたの上に置かれた豆が、なんと空高く舞い上がると、子どもたちはその予想以上の迫力に「わー!」と歓声を上げ、思わず机から離れてしまう一幕も。
このシンプルな実験は、火山噴火の重要な要素の一つである水蒸気爆発の仕組みを視覚的に理解させ、参加者全員を驚きの渦に巻き込みました。

1000度近い「溶岩」を再現!砂山を流れる様子から学ぶ地球のダイナミズム

さらに、参加者たちは約1000度に熱して溶かした砂を使って、実際の溶岩の流れを再現する実験にも挑戦。
砂山の上からゆっくりと流れ出す赤い溶岩(に見立てた砂)を、みんな真剣な眼差しで観察しました。
「溶岩ってこんなふうに流れるんだ!」「意外とゆっくりだね」といった声も聞かれ、火山の種類によって溶岩の流れ方が異なることなど、火山の多様な側面について考える貴重な機会となりました。

「こんなに飛ぶなんて!」参加者の驚きと未来への学び

実験後、参加した清水小学校5年生の男の子は「水蒸気爆発の実験は、あんなにも豆が飛ぶとは思わなかった!」と、その衝撃を語ってくれました。
また、「家で山に登るけれど、火山に登る時は気を付けたい」と、今回の体験を通じて火山への関心と防災意識が高まった様子。
遊びを通して科学を学ぶことで、子どもたちの安全に対する意識も自然と育まれる、まさに一石二鳥のイベントとなりました。

日本火山学会の知を結集!地域と科学を結ぶイベント

この親子教室は、10月1日~3日にキッセイ文化ホールで開催されたNPO法人・日本火山学会の秋季大会の一環として企画されました。
大会では全国の火山研究者が最新の研究成果を発表する場となり、4日には親子教室のほか、同ホールで火山研究や防災をテーマにした一般向けの講演会やシンポジウムも開催。
専門的な研究成果を地域住民、特に子どもたちにも分かりやすく伝えることで、科学への興味喚起と防災教育の推進に大きく貢献しました。

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