【阪神新馬戦】エルハーベンが圧巻の逃げ切りV!高杉吏麒騎手も納得の初勝利!
12月6日、阪神競馬場で行われた2歳新馬戦(芝2000メートル)で、エルハーベン(牡、栗東・藤岡健一厩舎)が鮮やかな逃げ切り勝ちを収めました!高杉吏麒騎手とのコンビで、2番人気の支持に応える見事な走りを見せ、ファンを沸かせました。
スローペースを味方に、直線で突き放す!高杉騎手「勝ち切れて良かった」
レースはスタート直後から、エルハーベンがハナを奪う展開に。
道中は高杉騎手が絶妙なペース配分でスローペースに落とし込み、後続の追撃を封じ込めます。
そして迎えた最後の直線では、持ち前の粘り強さを発揮し、もうひと伸び!
他馬に影をも踏ませない力強い走りで、そのままゴール板を先頭で駆け抜けました。
タイムは2分4秒4(良)で、後続に3/4馬身差をつける完勝でした。
レース後、高杉吏麒騎手は「調教から感触が良かったですし、レースに行って勝ち切れて良かったです。次に向けては課題はたくさんあると思います」と、初勝利の喜びと今後の課題について語りました。
GⅠ馬の半弟や活躍馬の半姉も!血統背景にも注目が集まる!
2着にはGⅠ馬ダノンプレミアムの半弟である3番人気ドンテスタマスターが入り、3着には4番人気のアラムシャピラスが続きました。惜しくも1番人気に推されたダノンカレラは4着に敗れています。
勝利を飾ったエルハーベンは、父に国内外で活躍したモーリス、母はピュアチャプレット、母の父はクロフネという血統。さらに、半姉には2018年の桜花賞で3着、オークスで2着とGI戦線で活躍したリリーノーブル(父ルーラーシップ)がいるなど、まさに良血中の良血!
この血統背景からも、今後の活躍に大きな期待が寄せられます。
課題は残ると語った高杉騎手ですが、この勢いでさらなる高みを目指してくれることでしょう!
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