親子で学ぶ噴火のナゾ!長野・松本で火山実験が大盛況!
火山ってなんだろう?親子で楽しく学ぶサイエンス体験!
「火山が噴火する仕組みって、どうなってるんだろう?」そんな素朴な疑問を持つ子どもたちと、その好奇心に応えたい親御さんたちが集まったイベントが、先日長野県松本市で開催されました!
NPO法人・日本火山学会の秋季大会公開講座「親子で火山実験」が10月4日、信州大学松本キャンパスで行われ、親子9組・総勢21人が参加。普段なかなか触れることのできない火山の世界を、手と体を動かしながら楽しく学びました。
迫力満点!リアルな火山実験に子どもたちも大興奮!
この日のメインイベントの一つは、重曹とクエン酸を使った「水蒸気爆発」の再現実験!
フィルムケースに重曹とクエン酸、そして水を加えると、化学反応で二酸化炭素が発生し、あっという間にケースのフタを勢いよく吹き飛ばします。フタの上に置かれた豆が、まるで火山弾のように空高く舞い上がった瞬間、子どもたちは「わー!」と驚きの声を上げ、その迫力に思わず机から離れてしまうほどでした。
1000度の溶岩に迫る!学びと発見の連続
さらに、参加者たちは「本物」に近い溶岩の流れも体験しました。砂を熱で溶かして作った1000度近いアツアツの溶岩を、小さな砂山の上から流し、その動きをじっくり観察。
清水小学校5年生の男の子は「水蒸気爆発の実験は、あんなに豆が飛ぶとは思わなかった!普段、家で山に登るけれど、火山に登る時はもっと気を付けようと思いました」と、実験を通じて安全意識を高めた様子でした。
火山への理解を深める貴重な一日
この公開講座は、10月1日から3日にかけて同市内で開催された日本火山学会秋季大会の一環として企画されました。全国の火山研究者が最新の成果を発表する中、最終日である4日には、親子教室のほかにも、一般向けの講演会やシンポジウムが開催され、火山研究や防災に関する多角的な情報が提供されました。
今回の体験を通じて、子どもたちは火山の神秘に触れ、科学への興味を深めるとともに、火山災害への防災意識を高める貴重な機会となりました。普段の生活の中ではなかなか得られない、記憶に残る一日になったことでしょう。
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