興味津々！松本で親子が火山噴火の秘密を大解剖！驚きの実験レポート

噴火の仕組みって、なんだかワクワクしますよね！先日、長野県松本市で開催された日本火山学会の公開講座「親子で火山実験」に、好奇心旺盛な親子9組・21人が集まりました。
手作りの溶岩を流したり、水蒸気噴火の原理を体験したりと、まさに「目からウロコ」の連続だったんです。その驚きのイベントをレポートします！

「え、こんなに飛ぶの!?」水蒸気噴火のリアルに子どもたち絶叫！

最初に体験したのは、水蒸気噴火の仕組みを学ぶ実験でした。
フィルムケースに重曹とクエン酸、そして水を加えると……あれよあれよという間に二酸化炭素が発生！その勢いでフタが開き、その上に置かれた豆が空高く舞い上がったんです！
子どもたちはその迫力に「わーっ！」と声を上げ、思わず机から離れてしまう子もいたほど。まさにミニチュア版の「水蒸気爆発」を目の当たりにした瞬間でした。

本物の溶岩を再現！1000℃のドロドロ体験で学ぶ火山の力

さらに実験はヒートアップ！砂を熱で溶かし、なんと1000度近いアツアツの溶岩を作り出しました。
それを砂山の上から流し、実際の溶岩がどのように地面を這うように流れるのかをじっくりと観察。
普段は目にすることのない地球の鼓動を肌で感じられる、貴重な体験となりました。

遊びながら学ぶ！未来の防災意識を育む体験型学習

今回の講座で、子どもたちは単に火山の仕組みを知るだけでなく、防災への意識も高めたようです。
参加した清水小学校5年生の男の子は「水蒸気爆発の実験は、あんなにも豆が飛ぶとは思わなかった。家で山に登るけれど、火山に登る時は気を付けたい」と、驚きと同時に安全への意識を高めた様子でした。
日本火山学会が提供するこのような体験は、子どもたちの科学への興味を深めるだけでなく、身近な自然災害への理解と防災意識を育む上で非常に重要です。
火山研究の最前線を知る機会でもあり、大人も子どもも改めて火山の魅力と向き合う時間となりました。

長野県松本市で繰り広げられた「親子で火山実験」は、参加した全員にとって忘れられない一日となったことでしょう。
座学だけでは得られない感動と学びが、子どもたちの心にしっかりと刻まれたはずです。
科学の面白さ、そして自然の脅威と恵みを改めて教えてくれる火山の世界。皆さんも、ぜひ一度、そのダイナミックな魅力に触れてみませんか？