【ステイヤーズS速報】クロミナンス、重賞初制覇ならず3着!ルメール騎手も勝利お預け
1番人気クロミナンス、長距離戦で意地の追い込みも惜敗…
2024年12月6日、中山競馬場で行われた師走の名物重賞、第59回ステイヤーズS・G2(芝3600メートル)は、注目のレースとなりました。
平地最長距離を舞台に争われたこの一戦で、ファンから圧倒的1番人気に推されたのは、クリストフ・ルメール騎手騎乗のクロミナンス(牡8歳、美浦・尾関知人厩舎、父ロードカナロア)でした。
直線では持ち前の末脚で猛追を見せましたが、惜しくも届かず3着でのフィニッシュ。悲願の重賞初制覇はまたしてもお預けとなりました。
8歳ベテラン馬のドラマとルメール騎手の挑戦
クロミナンスは8歳というベテランながら、これまでに4度の長期休養を経験しており、今回の出走がわずか16戦目という異色のキャリアを持つ馬です。
G2では過去に2着と3着が2度ずつという実績があり、前走のオールカマーで10着に敗れた雪辱を晴らすべく、満を持してこの長距離戦に挑みました。
レース前にはその独特な背景から「奇跡の重賞初制覇なるか」と大きな期待が寄せられましたが、今回はあと一歩及びませんでした。
また、名手ルメール騎手も、2006年にトウカイトリックで2着に入って以来、このステイヤーズSでの初勝利がかかっていましたが、こちらも達成ならず。
ファンにとっても、人馬ともに「あと一歩」という結果に、悔しさが残るレースとなりました。
優勝はホーエリート!長距離の新王者誕生!
そんな激戦を制し、見事優勝を飾ったのは、2番人気のホーエリート(戸崎圭太騎手)でした!
勝ちタイムは3分47秒2。戸崎騎手との息の合ったコンビで、長距離王の称号を掴み取りました。
そして2着には、5番人気のマイネルカンパーナ(津村明秀騎手)が入り、見応えのあるレース展開となりました。
クロミナンスとルメール騎手の挑戦は続きますが、まずはホーエリートと戸崎騎手、そして関係者の皆様、本当におめでとうございます!
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