日経平均株価が5万円台を回復!エヌビディア好決算で市場が沸騰、円安・金利上昇も加速か
2025年11月20日の東京株式市場は、AI(人工知能)関連株への期待感から日経平均株価が大幅に反発。前日終値から一時2000円以上も上昇し、節目となる5万円台を3日ぶりに回復、5万0500円台をつける活況となりました。
AIブーム再燃か?エヌビディア好決算が市場を牽引
今回の株価上昇の最大の要因は、米半導体大手エヌビディアが日本時間20日朝に発表した好決算です。人工知能(AI)技術の進化を支える同社の業績は市場の予想を大きく上回り、これを受けて東京市場ではAI関連株や半導体関連株に買い注文が殺到。国内外の投資家が今後の成長を強く意識した形となりました。
止まらない円安!1ドル157円台へ、約10カ月ぶりの水準に
外国為替市場では、対ドル円相場が一段と円安に振れています。19日の米国市場では一時、前日夕より1円50銭ほど円安が進み、1ドル=157円台を記録。これは今年の1月以来、実に約10カ月ぶりの円安ドル高水準となります。20日の東京市場でも157円前後で取引が続き、輸出企業には追い風となる一方で、輸入物価への影響が懸念されます。
長期金利も急騰!17年半ぶり1.8%台へ
円安の背景には、高市早苗政権の経済政策によって財政が悪化するとの見方が市場で広がっていることがあります。これを受け、20日の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが急上昇。一時、前日より0.035%幅高い1.800%をつけ、これは2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準となります。金利の上昇は、住宅ローン金利などにも影響を与える可能性があります。
日経平均株価の5万円台回復、円安の進行、そして長期金利の上昇と、日本の金融市場は大きな動きを見せています。今後の国内外の経済動向や政策の行方に、引き続き注目が集まります。
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