日中軍事衝突の危機？J-15戦闘機レーダー照射問題で中国が「誹謗中傷」と猛反発！

緊迫！空自機へのレーダー照射、一体何が問題になっているの？

2024年3月6日、日本の防衛省が衝撃的な発表をしました。
中国海軍の空母「遼寧」から飛び立ったJ-15戦闘機が、航空自衛隊のF-15戦闘機に対し、レーダー照射を行ったというのです。
これは、相手を攻撃するための準備行為ともとられかねない、非常に危険な行為。日本側は中国に対し、即座に厳重な抗議を行いました。

しかし、このニュースに中国側は猛反発！
中国海軍の報道官は翌7日、「日本側の説明は事実と全く合致しない」と声明を発表。
さらに、「日本側は誹謗（ひぼう）中傷をやめるべきだ」とまで言い切り、両国の主張は真っ向から対立しています。
まるで映画のような緊迫した状況が、実際に東シナ海で起こっていたと考えると、ドキッとしますよね。

中国側の主張は？「訓練は事前に公表済み、自衛隊機が危険行為」

中国側は、今回の件に関して具体的な反論をしています。
彼らの言い分はこうです。

まず、空母「遼寧」は宮古海峡の東側海域で、艦載機（J-15戦闘機など）の飛行訓練を行っており、その訓練海空域は事前に公表していたと主張しています。
つまり、「日本も知っていたはずの場所で、正規の訓練をしていただけだ」というわけです。

さらに中国側は、問題はむしろ日本側にあると指摘しています。
「自衛隊機が何度も訓練海空域に接近し、飛行の安全に深刻な危害を加えた」と発表。
自分たちの訓練を邪魔され、危険な状況にさらされたのは中国側だ、と逆襲している形です。
どちらの言い分が正しいのか、今後の動向が注目されます。

レーダー照射ってヤバいの？国際社会に与える影響とは

「レーダー照射」という言葉、あまり聞き慣れないかもしれませんが、これは国際的なルールにおいて非常に危険な行為とされています。
簡単に言うと、攻撃目標をロックオンするためにレーダーを当てる行為で、相手にとっては「攻撃されるかもしれない！」と認識させるものです。
だからこそ、今回のように一方の国が「照射された」と主張すれば、事態は非常に重く受け止められます。

今回のJ-15戦闘機によるレーダー照射問題は、単なる口論では終わりません。
日中両国間の軍事的な緊張感を一気に高める可能性があり、国際社会全体にとっても無視できない問題です。
この問題がエスカレートすれば、経済や安全保障など、私たちの生活にも間接的に影響が出てくるかもしれません。

私たちにできることは？国際ニュースから目を離さないことの重要性

遠い国の出来事のように感じるかもしれませんが、このような国際ニュースは、私たちの未来を考える上でとても重要です。
SNSなどで様々な情報が飛び交う現代だからこそ、何が真実なのかを見極める力が求められます。

今回のJ-15戦闘機のレーダー照射問題、あなたはどちらの言い分が正しいと思いますか？
一つの情報源だけでなく、複数のニュースや専門家の意見にも目を通し、自分なりの見解を持つことが大切です。
普段はあまり気にしない国際情勢も、たまにはチェックして、世界で何が起きているのかを知るきっかけにしてみませんか。