国会議員歳費、月額5万円増額へ調整進む!25年ぶり法改正に維新は「明確に反対」
国会議員の給与にあたる「歳費」について、自民党が月額5万円の引き上げを行う法改正の方向で調整に入ったことが明らかになりました。
この動きが実現すれば、実に1999年以来、約25年ぶりの歳費増額となります。
国会議員歳費、25年ぶりの引き上げ調整の全容
複数の関係者によると、自民党は国会議員の歳費を定める「歳費法」について、今国会での改正を目指し、調整を進めている模様です。
現在の国会議員の歳費は月額129万4000円。もし改正案が成立した場合、月額134万4000円へと引き上げられることになります。
しかし、この増額はすぐに適用されるわけではなく、次の国政選挙が行われるまでは現在の額で据え置かれる見込みです。
自民党と維新の会、歳費増額を巡り意見が対立
この歳費引き上げの動きに対し、自民党と連立を組む日本維新の会の吉村代表は、自身のSNSを通じて明確な反対姿勢を示しています。
吉村代表は「維新として増額の調整に入っていないし、議員の報酬を上げるのは『明確に反対だ』」と投稿。与党内での意見の隔たりが浮き彫りになっています。
今後の国会審議と国民の理解が焦点に
改正案の採決は来月にも行われる見通しですが、国民からの厳しい視線が注がれることは必至です。
物価高や賃上げが社会全体の大きな課題となっている中で、国会議員の歳費増額がどのように議論され、国民の理解を得られるのかが今後の大きな焦点となります。
政治家の報酬を巡るこの動きは、今後の国会審議でさらなる議論を呼ぶことになりそうです。
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