「ウマ娘」人気と馬主活動…藤田晋氏が“我が物顔”アピールしない理由「社員が嫌なのでは?」
12月12日にサイバーエージェントの会長に就任する藤田晋氏(52)が、自身の連載コラム「リーチ・ツモ・ドラ1」で、「手柄は人に渡し、それを忘れる」というテーマについて語りました。記事では、自身の馬主活動と人気ゲーム『ウマ娘プリティーダービー』との関係性、そして「アレオレ」と呼ばれる手柄横取りの危険性について率直な思いを明かしています。
馬主活動と「ウマ娘」人気、メディアの捉え方
2021年に馬主としてデビューした藤田氏。しかし、その時期がグループ会社Cygamesが開発した『ウマ娘プリティーダービー』が爆発的な人気を博した時期と重なったため、メディアでは「ウマ娘藤田氏」といった見出しが目立つことがあります。藤田氏はこれに対し、「偶然です」と繰り返し否定しつつも、競馬ファンには『ウマ娘』好きが多いことから、メディアがキャッチーなタイトルをつけたい心理も理解していると語っています。
しかし、藤田氏は「ウマ娘はCygamesの社員たちが頑張って当てた作品」であり、親会社の社長である自分が「我が物顔」でアピールすることは、社員たちの気持ちを害するのではないかと懸念していることを明かしました。自身はゲームやアニメの制作にほとんど関わっていないため、むしろ無関係であることを気にしすぎているとも感じているようです。
「アレオレ」の危険性、リーダーシップへの警鐘
藤田氏が特に神経質になっているのは、「アレオレ」と呼ばれる、ヒット商品や儲かった事業の手柄を横取りするようなリーダーの振る舞いです。「アレオレ」は組織全体の活力を削いでしまうと警鐘を鳴らし、自身の新卒1年目の頃の経験談を交えながら、手柄を人に渡すことの重要性を説いています。
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