鹿島アントラーズ優勝の陰の立役人!三竿健斗、30歳目前で進化を遂げた活躍
2025明治安田J1リーグで9年ぶりのリーグタイトルを獲得した鹿島アントラーズ。華々しい攻撃陣や注目の若手選手たちだけでなく、その裏でチームを支えた“陰の立役人”たちにも注目が集まっています。今回は、そんな鹿島アントラーズの優勝に貢献した実力者の中から、ランキング形式で紹介。今回は4位に輝いた三竿健斗選手にフォーカスします。
鬼木監督就任後、最もポジティブな変化を見せた選手
1996年4月16日生まれ、29歳(記事作成時点)の三竿健斗選手。2024シーズン途中に鹿島アントラーズに復帰し、鬼木達監督のもとで目覚ましい成長を遂げました。復帰当初はコンディションに苦しんでいたものの、鬼木監督のボランチのローテーションの中で、徐々にその実力を開花させていきました。
J1第13節・横浜FC戦から掴んだ定位置
J1リーグ第13節の横浜FC戦から定位置を掴んだ三竿選手。以降、26試合中20試合でスタメン出場を果たし、チームの勝利に大きく貢献しました。鬼木監督の求める攻守にわたる高いタスクを、見事にこなし続けたのです。
ボールロストのリスクを抱えながらも、積極的に攻撃に参加
鬼木サッカーでは、ボランチに相手の決定機を潰すだけでなく、バイタルエリアにも積極的に顔を出すことが求められます。ボールロストのリスクを抱えながらも、三竿選手は球際の強さを活かし、積極的に前を向き、ショートカウンターの起点となるだけでなく、味方のポゼッション時にも効果的な動きを見せました。
リーグ最終節・横浜F・マリノス戦でのベストパフォーマンス
リーグ最終節の横浜F・マリノス戦では、今シーズン最高のパフォーマンスを発揮。相手の攻撃の芽を摘みながら、アタッキングサードへ何度もボールを供給し、レオ・セアラ選手や荒木遼太郎選手との連携で攻撃を活性化させました。この試合での彼の活躍は、2-1の勝利に大きく貢献したと言えるでしょう。
2016年の優勝メンバーから、主力としてチームを牽引
三竿選手は、鹿島アントラーズがリーグを制覇した2016年にも在籍していましたが、当時は公式戦11試合の出場にとどまっていました。しかし、今シーズンは主力としてチームを牽引し、その成長は目覚ましいものがあります。来年4月に30歳を迎える三竿選手が、今後どのような活躍を見せるのか、期待が高まります。
新指揮官の高い要求に応え、新たな境地に至る三竿健斗選手の姿は、プロの世界に足を踏み入れたばかりの若手選手たちにとっても、大きな励みとなるでしょう。
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