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【速報】埼玉県戸田市の医療機器販売「メディカルアイズ」破産手続き開始負債総額1億円

投稿日:2025年11月20日

埼玉県戸田市に本社を置く医療機器販売の「メディカルアイズ」が、10月31日付でさいたま地裁より破産手続き開始決定を受けました。
帝国データバンク大宮支店によると、負債総額は約1億円に上るとのことです。

設立20年の老舗企業を襲った「コロナ禍」の波

同社は2003年9月に設立され、約20年にわたり眼科医療機器や医療用具、医薬部外品などの幅広い製品の卸売りを手掛けてきました。
眼鏡やコンタクトレンズの取り扱いもあり、関東一円の医療機関や個人開業医を主要顧客としていました。
2018年3月期には年売上高約4億800万円を計上するなど、堅調な経営を続けていましたが、転機は新型コロナウイルス感染症のパンデミックでした。

コロナ禍以降、医療機関への通院患者数の減少が直撃し、同社の業況は急速に悪化。2023年3月期には売上高が1億3千万円にまで落ち込み4期連続の最終赤字を計上する事態となっていました。
経営再建の道を模索するも厳しく、今年春には事業を停止していた模様です。

破産管財人には野田泰彦弁護士が選任

破産管財人には、弁護士法人グリーンリーフ法律事務所(さいたま市大宮区)の野田泰彦弁護士が選任されています。
今後の債権者への対応などが進められる見込みです。

地域経済への影響と今後の動向

今回のメディカルアイズの破産は、長年にわたり医療現場を支えてきた企業の突然の終焉であり、取引先や地域経済への影響も懸念されます。
特に、コロナ禍が依然として中小企業に与えるダメージの大きさを改めて浮き彫りにする事例となりました。

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