【熊本】93歳男性が意識不明の重体歩道で女子大学生の自転車と衝突、速度超過が原因か
熊本市北区で発生した痛ましい事故の概要
2023年10月19日夕方、熊本市北区楡木(にれのき)の市道で、18歳の女子大学生が運転する自転車が、バス停付近に立っていた93歳の高齢男性と衝突する重大な事故が発生しました。
この事故により、衝突された男性は頭などを強く打ち、意識不明の重体で病院に搬送されています。
事故の詳細:日時、場所、当事者情報
事故は19日午後5時45分ごろに発生。
現場は熊本市北区楡木の市道に設けられた歩道部分です。
事故を起こしたのは、市内に住む18歳の女子大学生が運転する自転車。
衝突されたのは、北区麻生田に住む宮永道明さん(93歳)です。
宮永さんは頭部を中心に強い衝撃を受けたとみられ、現在も意識不明の重体という予断を許さない状況が続いています。
「速度が出ていた」女子大学生が供述
警察の初期調査によると、女子大学生が運転する自転車は、側道の坂を下りて歩道に乗り入れた際、バス停付近に立っていた宮永さんとぶつかったとみられています。
警察の調べに対し、女子大学生は「速度が出ていて、気付いたら目の前に男性がいた」と供述しているとのこと。
この証言から、自転車の速度が事故の一因となった可能性が指摘されており、歩道上での自転車の走行ルールや安全対策が改めて問われる形となっています。
歩道上の重大事故に警察が捜査を強化
今回の事故は、歩行者の安全が確保されるべき歩道上での発生であり、その重大性から警察は当時の状況や正確な事故原因について慎重に捜査を進めています。
自転車の運転者には、歩行者がいる場所での十分な注意と、特に高齢者に対する配慮が求められます。
警察は、事故発生時の詳細な状況を分析し、女子大学生の過失の有無についても調査していく方針です。
意識不明の重体となっている宮永さんの回復を心よりお祈り申し上げます。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る