洗面台真っ黒にしない！おうちで筆＆パレット洗いの裏ワザ【文具メーカー直伝】

小学生の習字や絵の具道具、最近は学校で洗わないケースが増えて「洗面台が汚れる」と悩む親御さんも多いはず。そこで、総合文具メーカーサクラクレパスの広報担当、大塚さゆりさんに、手軽で賢い洗い方と筆の管理方法を伺いました。

筆はすぐに洗ってカビ対策！ランドセルでの持ち帰り方

学校から筆やパレットだけ持ち帰る子どもたちが増えています。ランドセルに直入れは避けたいですよね。

習字の筆は、濡れたまま放置するとカビやすいので、書き損じの半紙で巻いて筆巻で持ち帰りましょう。絵の具の筆は、雑巾で軽く水気を拭き取り、筆入れに入れるかラップを巻くのがおすすめです。パレットはジッパー付きポリ袋に入れると安心です。

基本は当日か翌日に洗ってしっかり乾かすこと。忘れずに実践しましょう。

洗面台を汚さない！ペットボトル活用術

太筆を家で洗う際、洗面台が墨で真っ黒になる…そんな経験ありませんか？

500mlや2Lのペットボトルを横半分にカットし、飲み口を排水口にはめて使えば、洗面台を汚さずに太筆を洗えます。切り口はビニールテープで保護し、両側に穴を開けて紐を通せば、蛇口にぶら下げて使えて便利です。

ぬるま湯で洗うのがポイント。冷水よりも顔料が落ちやすく、熱湯は筆を傷めるのでNGです。

固まった太筆を復活！やさしい洗い方

カチカチに固まってしまった太筆は、ぬるま湯をかけながら指でやさしくほぐし、根元をそっともみ洗いしてください。強く押し当てて洗うのは避け、あくまで「ぬるま湯でやさしく」が鉄則です。

墨液の汚れが心配な方は、洗濯で落ちやすい墨液を使うのもおすすめです。