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原田眞人監督、76歳で逝去「クライマーズ・ハイ」「燃えよ剣」など数々の名作を手掛けた映画監督

投稿日:2025年12月13日

映画界に大きな衝撃が走りました。原田眞人監督が12月8日、76歳の年齢で逝去されました。静岡県沼津市出身の原田監督は、その独特な世界観と卓越した演出で、多くの映画ファンを魅了してきました。

映画監督としての道のり

幼少期から映画を愛し、高校生の頃から映画監督を夢見た原田監督。1972年には語学留学で渡英し、映画評論家としてデビュー。翌年にはアメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動を開始しました。そして1979年、「さらば映画の友よインディアンサマー」映画監督デビューを果たします。

国内外で評価された作品群

「KAMIKAZETAXI」(1994年)は国内外で高い評価を受け、「わが母の記」(2012年)ではモントリオール世界映画祭の審査員特別グランプリを受賞するなど、その才能を世界に示しました。「金融腐蝕列島・呪縛」(1999年)、「狗神(イヌガミ)」(2001年)、「突入せよ!『あさま山荘』事件」(2002年)、「クライマーズ・ハイ」(2008年)、「関ケ原」(2017年)、「検察側の罪人」(2018年)、「燃えよ剣」(2021年)、「ヘルドッグス」(2022年)、「BADLANDSバッド・ランズ」(2023年)など、数々の話題作を世に送り出しました。

俳優としても活躍、海外作品にも貢献

「ラスト・サムライ」(2003年)、「SPIRIT」(2006年)などに出演する傍ら、海外作品の日本語字幕や、「スター・ウォーズ」シリーズの吹き替え演出など、映画業界の裏方としても貢献しました。原田監督の才能は多岐に渡り、映画界に大きな足跡を残しました。

原田眞人監督ご遺志を継ぎ、作品を通じて映画の魅力を伝えていくことが、私たちにできる追悼の形となるでしょう。

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