セインツQBタイラー・ショウ、雨中のバッカニアーズ戦で才能開花！「自信がどんどん高まっている」

ニューオーリンズ・セインツの新人QBタイラー・ショウが、地区ライバルのタンパベイ・バッカニアーズとの激戦で、その才能を遺憾なく発揮しました。雨が降りしきる中、ショウはチームを勝利に導き、今後の活躍への期待を高めています。

ショウ、2TDランでチームを勝利に導く

現地7日に行われたバッカニアーズ戦で、ショウは2回のタッチダウンランを記録。そのうち1つは、試合を決める重要なTDとなりました。パスは20回中13回成功、144ヤードを獲得しましたが、インターセプトも喫するなど、苦戦を強いられる場面もありました。しかし、ショウは重要な局面で持ち前の能力を発揮し、チームに貢献しました。

ベテランLBデービスが語る「イットファクター」

ベテランラインバッカー（LB）デマリオ・デービスは、ショウについて「彼は“イットファクター”を持っている」と絶賛。「イットファクターとは、リーグのトップQBと他の選手を隔てる、機転の利いたプレーをする抜け目のなさのことだ」と語りました。

プレッシャーに打ち勝つ冷静さと多才さ

デービスは、崩れかけたポケットから抜け出す能力や、プレッシャーを受けながらもプレーを成立させるショウの冷静さを高く評価しています。試合中、ショウはチェックダウンで前進し、自ら走って危機を脱するなど、その多才さを見せつけました。

「もうだめだと思ったプレーでも、平然とやり遂げる冷静さを持っている。プレーを立て直し、次につなげ、大事な場面や第3ダウンでビッグランを決め、ポケットではディフェンスの動きを素早く読んでボールを投げる。その多才さが、今のリーグでフランチャイズが成功するために必要な要素だ」とデービスは語り、ショウの今後の活躍に期待を寄せています。

タイラー・ショウの成長は、セインツファンだけでなく、NFLファン全体にとっても見逃せないポイントとなりそうです。