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阪神JF2025:データで導く穴馬候補3頭!回収率145%の法則と狙い目

投稿日:2025年12月13日

12月14日(土)に阪神競馬場で開催される2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)。

今年は、野路菊Sを制したアランカールを筆頭に、世代の有力馬が集結。しかし、アルテミスS勝ち馬フィロステファニの引退、ファンタジーSを制したフェスティバルヒルの回避など、直前で有力馬が相次いで出走を取り消すというアクシデントに見舞われ、混戦模様となっています。

1997年のアインブライド以来となる重賞馬不在のメンバー構成となる中、データ分析から導き出した穴馬候補を3頭紹介します。過去のデータから見えてきた、意外な傾向とは?

「対牡馬の1400m以上重賞好走馬」が鍵!

阪神JFで注目すべきは、「対牡馬の1400m以上重賞好走歴」です。過去10年のデータを見ると、「牡馬混合のJRA重賞で3着内歴がある馬」の複勝率は32.4%、複回収率は109%。さらに、1200m重賞を除外すると、複勝率は41.7%、複回収率はなんと145%までアップします。

特に、新潟2歳Sや札幌2歳S、サウジアラビアRCなど、牡馬の強豪が積極的に参戦してくるレースで結果を出してきた馬は要警戒です。今年の出走馬では、タイセイボーグスターアニスが該当します。マイルの適性を考慮し、ここではタイセイボーグを推します。

タイセイボーグは、今夏の新潟2歳Sでフェスティバルヒルに先着。アルテミスSでは伸びない内目を突いて上がり最速をマークしており、実力は侮れません。展開がハマれば、上位入賞も十分に可能です。

早生まれのキレる馬を狙え!

阪神JFは、早生まれの馬が有利な傾向も。過去10年のデータを見ると、「1~2月生まれ」の複勝率は25.0%、複回収率は77%。「3月以降生まれ」の複勝率12.7%、複回収率37%と比較すると、好走確率は約2倍の差があります。

また、上がり勝負になりやすい阪神外回りのコース特性から、「前走上がり33.9秒以下」の馬も注目です。この条件を満たす馬の複勝率は29.3%と、前走上がり34.0秒以上の馬の9.8%を大きく上回ります。

上記の「1~2月生まれ」「前走上がり33.9秒以下」の両方を満たす馬は、複勝率48.0%、複回収率144%と、非常に高いパフォーマンスを発揮しています。今年は、アランカールギャラボーグ、そしてショウナンカリスが該当します。

ショウナンカリス:距離不安を払拭できるか?

2頭目の穴馬候補は、ショウナンカリスです。勝ち上がりに3戦を要しましたが、すずらん賞、ファンタジーSで連続2着と実力は着実に向上しています。ファンタジーSでは、上がり33.5秒をマークし、勝馬とタイム差なしの激走を見せました。

距離を不安視する声も多いかもしれませんが、母ロシアンサモワールが1800mで新馬勝ちしており、父がリアルスティールであることから、短距離特化の血統ではありません。1ハロン延長が致命的なマイナスになる可能性は低いでしょう。ファンタジーS最先着の馬が想定オッズ10番人気付近であれば、積極的に狙ってみる価値があります。

阪神JFは、混戦模様で波乱の可能性も大。データ分析を駆使し、穴馬から高配当を狙ってみましょう!

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