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全仏OP強行出場を後悔…テニス界の若手スター、フィスが明かす怪我との葛藤とプレースタイル変革への決意

投稿日:2025年12月13日

テニス界の今後の活躍が期待される、フランスの若手スター、アルテュール・フィス(21歳、世界ランキング40位)が、自身の怪我と全仏オープンへの出場について率直な思いを語りました。背中の疲労骨折を抱えながらも出場した全仏オープンでの後悔、そして今後のプレースタイル変革への決意を、仏紙『20Minutes』のインタビューで明かしています。

全仏OPでの苦渋の決断と後悔

2023年、ツアー初優勝を飾り、昨季は2タイトルを獲得するなど、目覚ましい活躍を見せてきたフィス。今季も好調を維持し、自己最高のランキング14位を記録していました。しかし、クレーシーズン中に背中に問題を抱え始め、地元で開催された全仏オープンでは、ニコラス・ジャリー(チリ)との1回戦、ジャウメ・ムナール(スペイン)との2回戦を制するも、3回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)との対戦前に棄権を余儀なくされました。

その後の検査でL5椎骨の疲労骨折と診断されたフィスは、全仏オープンへの強行出場を後悔していることを明かしました。「今も『ローラン・ギャロス(全仏)に出場すべきだったのか』と考えてしまう。あの大会に出る前にケガが判明した。心境的には少し複雑だったが、その時の僕のランキングが13位か14位で、かなり良いプレーができていたこともあり、どうしても出たいと思った」と、当時の葛藤を語っています。

チーム全員で出場を決めたものの、結果的に怪我を悪化させてしまったフィス。「もっと経験を積んでいたら、全仏はプレーしていなかったと思う」と、21歳は振り返りました。自身の実力を証明したいという思いと、怪我のリスクを天秤にかけて下した決断が、結果的に自身のテニス人生に影響を与えてしまったことを認めています。

プレースタイル変革への決意

フィスは、今回の怪我を機に、自身のプレースタイルを見直す意向を表明しました。約15年間、同じプレースタイルでテニスを続けてきたという彼ですが、「いくつかの点で自分のプレーを変えるつもりだ。専属の医師がトレーナーやコーチと共に背中への負担を減らす方法を考えてくれている。小さな変化にすぎないだろうが、時間はかかると思う」と、身体への負担を軽減するための具体的な対策を講じていることを明かしています。

フィスのガッツあふれるプレーは、多くのファンを魅了してきましたが、その分、背中への負担も大きかったようです。復帰後にどのような“変化”が見られるのか、テニスファンは注目しています。来季の復帰が期待される中、怪我を乗り越え、新たなプレースタイルを確立したフィスが、再びテニス界を席巻する姿を見られることを願っています。

参照元:SMASH

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