17年ぶりJ1復帰!ジェフ千葉、劇的な勝利で悲願達成!
11月13日、ジェフユナイテッド千葉がJ2昇格プレーオフ決勝で徳島ヴォルティスに1-0で勝利し、2009年シーズン以来17年ぶりのJ1復帰を決めました!
Jリーグの礎を築いた名門の復活
Jリーグ発足当初から参加する「オリジナル10」の一つであるジェフ千葉。かつてはリトバルスキーや城彰二といったスター選手が在籍し、Jリーグを盛り上げました。1993年には、高い技術を持つリトバルスキーが活躍し、「リティ」の愛称でファンを魅了。1994年には、高卒ルーキーの城彰二がデビュー戦から4試合連続ゴールという衝撃的な記録を打ち立てました。
オシム監督のもとで掴んだ初のタイトル
2005年には、イビチャ・オシム監督のもとでナビスコカップ(現ルヴァンカップ)を制し、クラブ初のタイトルを獲得。阿部勇樹、巻誠一郎、羽生直剛ら、当時主力選手たちは「オシムチルドレン」と呼ばれ、その戦術とチームワークで多くのファンを魅了しました。オシム監督の息子であるアマル・オシム監督も、その後ナビスコカップを連覇するなど、手腕を発揮しました。
苦難を乗り越え、ついにJ1へ
2008年には、最終節での劇的な逆転勝利と他会場の結果が重なり、「フクアリの奇跡」と呼ばれる残留劇を演じましたが、翌2009年にはJ1最下位となりJ2降格。その後、長い間J2で戦い続けましたが、今シーズンはJ2で3位となり、昇格プレーオフに進出。決勝で徳島を破り、ついにJ1への復帰を果たしました。
古河電工サッカー部から続く輝かしい歴史
ジェフ千葉の前身は、1946年創部の古河電工サッカー部。日本リーグ時代から数々の名選手、指導者を輩出し、川淵三郎氏、奥寺康彦氏、田嶋幸三氏、岡田武史氏らも在籍しました。クラブ名は、頭文字をとって「ジェフユナイテッド」と名付けられ、ホームタウンとの結束を「ユナイテッド」で表現しています。
17年ぶりのJ1復帰を喜び、涙を流す選手たちの姿は、多くのファンの心を打ちました。ジェフ千葉のJ1での活躍に、今後も期待が高まります。
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