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ジェフ千葉、17年ぶりのJ1復帰!巻誠一郎氏が古巣の偉業を祝福「心のどこかで常に思い続けたクラブ」

投稿日:2025年12月13日

11月13日、ジェフ千葉がホームで徳島ヴォルティスに1-0で勝利し、2009年以来17年ぶりのJ1昇格を達成しました。この歴史的な瞬間を、かつてジェフ千葉の黄金期を支えた巻誠一郎氏が祝福のメッセージを送りました。

劇的な勝利で掴んだJ1切符

試合は後半24分、FWカルリーニョスジュニオの頭での決勝ゴールにより、ジェフ千葉が勝利を収めました。この勝利で、ジェフ千葉はJ1への昇格を確実にし、ファン・サポーターを熱狂の渦に巻き込みました。オリジナル10がJ1にそろうのは、2005年以来21年ぶりの快挙です。

巻誠一郎氏からの熱いメッセージ

試合の解説を務めた巻誠一郎氏は、取材に応じ、「J1の時間が止まっている間も、ファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さんはずっと土台として支え続けてくださった」と感謝の言葉を述べました。そして、「この(POでの)経験とJ1昇格は、このクラブにとって大きな新しい1歩になるのではないかと思う。これが1歩だけで終わるのではなく、力強く前に歩み続けれるような、そんなクラブであってほしいなと応援しています」と、古巣へのエールを送りました。

ジェフ千葉での輝かしい功績

巻誠一郎氏は、2003年から8年間ジェフ千葉に在籍し、53得点を記録。2005年、2006年には2年連続で2ケタ得点(12点)を記録し、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)の連覇に大きく貢献しました。「やっぱり心のどこかでは常に思い続けたクラブ」と語るように、ジェフ千葉への愛情は深く、今回のJ1昇格を心から喜んでいます。

恩師イビチャ・オシム氏を偲んで

2022年5月に80歳で亡くなったイビチャ・オシム氏について問われると、巻氏は「勝っている時、いい時はみんないい言葉しか言わないので、そういう時にオシムさんはやっぱり黙っている。あまり言葉にしない」と、恩師の姿を振り返りました。そして、「こうやって素晴らしいゲームをしましたが、ここからのジェフが大切なんじゃないかなと(もし生きていれば)言うんじゃないかな」と、オシム氏の言葉を代弁しました。

ジェフ千葉のJ1復帰は、多くのファン・サポーターにとって待ちに待った瞬間です。巻誠一郎氏の祝福とエールを胸に、ジェフ千葉は新たな歴史を刻んでいくことでしょう。

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