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涙と悔しさが滲んだ…徳島ヴォルティス・渡大生選手、J1昇格プレーオフ決勝での負傷交代を語る

投稿日:2025年12月13日

J1昇格をかけた激戦を制することができなかった徳島ヴォルティス。12月13日のJ1昇格プレーオフ決勝、ジェフユナイテッド千葉・市原との試合で0-1の敗北を喫しました。特に、チームの精神的支柱であり、キャプテンマークを巻いたFW渡大生選手は、後半9分に左足首を痛め、無念の負傷交代。ピッチを去る際には悔し涙を流し、その姿は多くのファンを胸を締め付けました。

「こんな形で離れるのは本望ではない」

試合後、松葉杖をつきながら取材に応じた渡選手は、「こんな形で離れるのは本望ではないので」と率直な気持ちを吐露しました。今年11月にはクラブ歴代最多得点記録を更新するなど、チームに大きく貢献してきた渡選手にとって、このタイミングでの負傷は大きな痛手となりました。

自身の力不足とチームへの想い

渡選手は「1年間通して自分の力不足だし、やってきたつもりだったけど結果が出てないので責任を感じています」と自身のパフォーマンスを振り返るとともに、「8年前に勝ち点1でプレーオフに入れなかった経験があり、今回ようやく決勝の舞台に立てたのに、またここで負けてしまうのは、自分自身に対する試練ではないか」

また、副キャプテンとしてチームを支え、キャプテンマークを最も多く巻いた選手としての責任感も語りました。「ベテランの選手たちにすごく助けられた。J1に上げて感謝を示したかった」と、チームへの深い愛情と、J1昇格への強い想いが伝わってきます。

来季への課題と決意

チーム全体の取り組みについては「敗者には何も語る資格はないが、チームとして成長できた自信はある」と前向きな姿勢を見せつつも、「会社として、クラブとして、チームとして、何かが足りなかった。もっと本気で突き詰めていかないといけない」と課題を指摘しました。「言いたいこともたくさんあるけど、もっと本気でやらないと駄目だ」と、来季への決意を新たにしました。

燃え尽き症候群になりそうな今の気持ちを吐露しつつも、渡選手は徳島ヴォルティスの未来に向けて、力強く前を向いています

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