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『ヒロアカ』死柄木弔役・内山昂輝、10年越しの役柄に別れ「憑き物が落ちた」と心境を語る

投稿日:2025年12月13日

大人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』シリーズが、13日放送のFINALSEASONをもって9年8ヶ月の歴史に幕を閉じました。都内で行われた一挙上映イベント「『僕のヒーローアカデミアFINALSEASON』ULTRASCREENING」には、主要キャストが集結し、作品への思いを語り合いました。

死柄木弔役・内山昂輝のラストシーン秘話

イベントには、緑谷出久役の山下大輝さん、爆豪勝己役の岡本信彦さん、麗日お茶子役の佐倉綾音さん、飯田天哉役の石川界人さん、八百万百役の井上麻里奈さん、上鳴電気役の畠中祐さん、オールマイト役の三宅健太さん、そして死柄木弔役の内山昂輝さんが登壇しました。

内山さんは、ヴィラン側としてヒーローに囲まれる珍しい状況に「ヴィランのキャラクターの思いを背負って」とコメント。死柄木のラストシーンについては、「死柄木弔をやめて、志村転弧をやろうと。憑き物が落ちたような」と、役を演じ終えた時の解放感を表現しました。

10年間の『ヒロアカ』と人生について

唯一のヴィラン役として心境を問われた内山さんは、「楽屋にグッズとか用意してもらって。初回の台本に『2016』と書いてあって、『俺、25歳だったんだ』と。年取ったな、と思いました。時の重みを感じた。あの時の自分は今日の自分を想像していたかな、とか。『ヒロアカ』と人生について考えていました」と、しみじみと語りました。約10年という長きにわたり作品に関わったことで、自身の人生を振り返るきっかけになったようです。

『僕のヒーローアカデミア』FINALSEASON

原作は、堀越耕平氏による大人気コミックで、2014年から2024年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載されました。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の世界を舞台に、主人公・緑谷出久がヒーローを目指す物語です。2016年の第1期放送から始まり、FINALSEASONとなる第7期で完結しました。

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