『ヒロアカ』死柄木弔役・内山昂輝、10年越しの役柄に別れ「憑き物が落ちた」と心境を語る
大人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』シリーズが、9年8ヶ月に及ぶ歴史に幕を閉じました。13日には都内で『僕のヒーローアカデミアFINALSEASON』の一挙上映イベント「『僕のヒーローアカデミアFINALSEASON』ULTRASCREENING」が開催され、主要キャストたちが集まりました。
キャスト陣が振り返る、約10年の軌跡
イベントには、緑谷出久役の山下大輝さん、爆豪勝己役の岡本信彦さん、麗日お茶子役の佐倉綾音さん、飯田天哉役の石川界人さん、八百万百役の井上麻里奈さん、上鳴電気役の畠中祐さん、オールマイト役の三宅健太さん、そして死柄木弔役の内山昂輝さんが登壇。アフレコ秘話や、約10年間の歴史を振り返り、思い出を語り合いました。
ヴィラン代表として語る、内山昂輝の心境
唯一のヴィランとして参加した内山さんは、ヒーローに囲まれた状況を「ヴィランのキャラクターの思いを背負って」と表現し、静かに闘志を燃やしていました。また、自身の心境について語り、「楽屋にグッズを用意してもらって、初回の台本に『2016』と書いてあって、『俺、25歳だったんだ』と。年取ったな、と思いました。時の重みを感じた。あの時の自分は今日の自分を想像していたかな、とか。『ヒロアカ』と人生について考えていました」と、しみじみと語りました。
死柄木弔のラストシーンを振り返る
特に注目を集めたのは、死柄木弔のラストシーンについての内山さんのコメント。「死柄木弔をやめて、志村転弧をやろうと。憑き物が落ちたような」と振り返り、役柄との深い繋がりと、役を終えたことによる解放感を表現しました。約10年という長きにわたり、死柄木弔/志村転弧という複雑なキャラクターを演じきった内山さんの言葉には、深い感動が込められていました。
『僕のヒーローアカデミア』は、堀越耕平氏による大人気コミックを原作とし、2014年から2024年までの10年間連載されました。個性と呼ばれる超常能力を持つ人々が活躍する世界で、ヒーローを目指す主人公・緑谷出久の成長を描いたヒーローアクション作品です。アニメは2016年の第1期から始まり、第7期となるFINALSEASONで完結しました。
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