『仮面ライダーゼッツ』胸に巻く変身ベルト誕生秘話!世界を見据えた大胆な挑戦
2025年放送開始の特撮ドラマ『仮面ライダーゼッツ』。その最大の特徴である、シリーズ初の“胸に巻く”変身ベルトの誕生秘話と、世界展開への熱い想いを、東映とバンダイのプロデューサーが語りました。
変身ベルトが胸へ!伝統を覆す理由とは?
『仮面ライダーゼッツ』は、冴えない日常を送る主人公・万津莫が、明晰夢の力で夢の中で活躍する物語。その変身シーンを彩るゼッツドライバーは、従来の腰に巻くタイプではなく、斜め掛けで胸に装着するという大胆なデザインを採用しています。この変身ベルトについて、東映の谷中寿成プロデューサーは「世界へ打ち出していくという共通目標から、世界に向けた“新たな1号ライダー”を作ろうというコンセプトが固まりました」と語ります。
従来の腰に巻くベルトから胸に巻くベルトへと変更した理由について、谷中プロデューサーは「『仮面ライダー』とはどういうヒーローか」を海外のファンに認知してもらうためだと説明します。前作『仮面ライダーガヴ』がお菓子モチーフだったため、海外では「お菓子のヒーロー?」と思われてしまう可能性も考慮し、今回はシンプルに「かっこいいヒーロー」であることを前面に打ち出すことを重視したそうです。
玩具も最先端!ギミックへのこだわり
玩具版のゼッツドライバーも、ベルト全体が超発光するという驚きのギミックを搭載。カプセル型のアイテムを入れ替えることで、様々な変身・フォームチェンジ遊びが楽しめます。SNSでは「スーツ装着じゃなく肉体変化なのも最高」「腰に巻かない斜めがけ変身ベルトが斬新!」などと話題沸騰し、世界トレンド1位を獲得するなど、その人気ぶりを証明しています。
世界同時配信で新たなステージへ
『仮面ライダーゼッツ』は、日本国内での放送に加え、世界同時配信という新たなステージにも挑戦。東映は中長期ビジョン『TotheWorld,TotheFuture-「ものがたり」で世界と未来を彩る会社へ-』を掲げ、バンダイも海外展開に意欲的です。スーパー戦隊シリーズが『パワーレンジャー』として海外で定着しているのに対し、『仮面ライダー』はまだ挑戦の余地があり、今回の『ゼッツ』はその第一歩となるでしょう。
『仮面ライダーゼッツ』は、革新的な変身ベルトと世界を見据えたストーリーで、新たなファン層の開拓を目指します。今後の展開から目が離せません。
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