ジョン・シナ、23年半のプロレス人生に幕!無念のタップアウトも感謝の大チャント
世界最大のプロレス団体WWEのスーパースター、ジョン・シナ(48)が13日(日本時間14日)にワシントンDCで開催された「サタデーナイト・メインイベント」で引退試合に臨みましたが、現役最後の試合はグンターのスリーパーホールドにタップアウトし、勝利を飾ることはできませんでした。
ギブアップしない男、最後は無念のタップアウト
ジョン・シナの引退という歴史的な一戦。会場にはシナの入場曲が流れ、花道に姿を見せると、ファンからは「THANKYOUCENA」の大チャントが鳴り響きました。カート・アングル、トリッシュ・ストラタス、ミシェル・マクール、マーク・ヘンリー、ロブ・ヴァン・ダムといったWWEのレジェンドたちも駆けつけ、試合前にはシナとハイタッチや抱擁を交わしました。
全力で激突!アティテュード・アジャストメントも効果なし
引退試合で現役最前線のグンターに対し、シナは雪崩式アティテュード・アジャストメントや正調アティテュード・アジャストメントを何発も繰り出しましたが、勝利を掴むことはできませんでした。最後はグンターのスリーパーホールドにタップアウト。アリーナは騒然となりました。
感謝の大チャントと仲間たちの祝福
試合後、立ち上がったシナに対し、会場のファンは「THANKYOUCENA」の大チャントで感謝の気持ちを伝えました。HHHを先頭に仲間たちがリングに駆けつけ、WWE統一王者コーディ・ローデス、世界ヘビー級王者CMパンクもリングに上がり、それぞれベルトをシナの肩にかける感動的な場面もありました。シナはベルトを掲げた後、四方に最敬礼をしてファンに感謝を伝えました。
伝説のプロレスラー、華麗なる引退
リングを降りたシナは、仲間たちが並ぶ花道を歩いて退場。入場ゲート付近でカメラに向かって敬礼ポーズを決め、そのままカメラに背を向けて姿を消しました。WWE史上最も偉大なレスラーの一人であるジョン・シナ。約23年半にわたる現役生活に幕を閉じました。
2002年にWWEデビューしたシナは、約23年半の間、WWEのトップ戦線を牽引してきました。昨年7月に引退を表明し、今年4月の「レッスルマニア41」でWWE王座を奪取し、史上最多となる17度の世界王座獲得を達成。さらに、引退まで約1カ月前だった11月10日には地元ボストンでWWEIC王座も獲得し、グランドスラムを達成しました。しかし、引退試合ではグンターとのシングルマッチで有終の美を飾ることはできませんでした。
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