阪神JF、アランカール優勢！馬場内外有利なし、強烈な末脚が鍵

12月14日(日)に阪神競馬場で開催される阪神ジュベナイルフィリーズ。前日の雨の影響で馬場状態が気になりますが、レースが行われる時間には「良」の状態となる見込みです。最新の状況と、レースのポイントをまとめました。

前日からの馬場状態と傾向

前日の夜から降った雨の影響で、朝は芝、ダートともに「稍重」の状態でした。しかし、天候が回復し、４Ｒ終了後には「良」へと発表されました。酒井学騎手も「昨日よりも馬場が緩くなったという感じはない。乗っていて内外の有利不利はまだ感じませんし、今日中にそこまでの差は出なさそうです」と分析しており、馬場内外に大きな差はないと見て良いでしょう。

土曜日のレース結果からも、馬場のどこを通っても勝機はあることが示唆されています。５Ｒでは内を選択して勝利、１１Ｒは馬場の中央で差し切り、１２Ｒは大外から脚を伸ばして勝利と、様々なパターンで馬場を攻略した馬が勝利しています。

３Ｒの結果から見る馬場傾向

３Ｒではテーオーアルアインが逃げ切り勝利を収めましたが、２着、３着馬は好位から中、外を攻めて差し込んできました。このことから、現時点では馬場傾向が大きく変わることはないと考えられます。逃げ馬にもチャンスがあるものの、後方から追い込む馬にも十分な可能性が残されています。

注目はアランカール！

これらの状況を踏まえると、アランカールが有力候補と言えるでしょう。強烈な末脚を持つアランカールは、馬場のどこを通っても差し切れるポテンシャルを秘めています。今回のレースで、その末脚を存分に活かせるかどうかが勝敗を分ける鍵となりそうです。

阪神ジュベナイルフィリーズ、ぜひ見逃さずにチェックしましょう！