平良達郎、元UFC王者モレノをTKO撃破!タイトル挑戦へ力強くアピール
UFCフライ級5位の平良達郎選手(25=THEBLACKBELTJAPAN)が、6日(日本時間7日)にアメリカ・ラスベガスで開催されたUFC323で、元同級王者のブランドン・モレノ選手(31=メキシコ)を2回TKOで下し、タイトル挑戦への大きな一歩を踏み出しました。
激しい打撃戦制す!平良達郎の進化
1回戦は、お互いの打撃が火花を散らす激しい展開。平良選手は、持ち前のスピードと正確な打撃でモレノ選手を捉え、優勢に立ち回りました。そして2回、低い姿勢のモレノ選手に大外刈りを敢行し、テイクダウンに成功。バックポジションから強烈なパウンドを叩き込み、レフェリーストップによるTKO勝利を収めました。
新王者に挑戦状!平良達郎の熱いメッセージ
今年8月にパク・ヒャンソン選手に勝利して以来、約4ヶ月ぶりの試合となった平良選手は、「ハッピーだ!サンキュー!!パウンドがすごく入って効いているのが分かった。パウンドでのKOなので驚きました」と勝利を喜びました。また、試合直後には「次戦?自分にタイトル挑戦のチャンスをくれ」と力強くアピール。
王座交代劇を目の当たりに
同じ大会で行われたフライ級タイトルマッチでは、王者アレシャンドレ・パントージャ選手が負傷により王座を陥落。新王者にジョシュア・ヴァン選手が輝きました。ヴァン選手が「誰でもやるよ」と挑戦者を募る場面では、平良選手が手を挙げて応え、王座挑戦への強い意志を示しました。
日本人初のUFC王者へ
平良選手は、2024年10月にブランドン・ロイバル選手に判定で敗れ、プロ初黒星を喫しましたが、その後も進化を続けてきました。8月のパク選手との試合では、直前で対戦相手が変更されるアクシデントもありましたが、圧勝を収めました。また、9月にはアメリカ・デンバーで約1ヶ月間の合宿を行い、今回のモレノ戦に向けて万全の準備を整えました。
さらに、RIZINの元2階級制覇王者堀口恭司選手(35=アメリカン・トップチーム)が約9年ぶりにUFC復帰し、8位にランクインしたことも、平良選手にとって大きな刺激となりました。2026年に日本人初のUFC王者となるという目標に向けて、平良選手は突き進みます。
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