平良達郎、元王者モレノに完勝!「タイトルショットをください!」UFC日本大会への期待も高まる
UFCフライ級5位の平良達郎選手(THEBLACKBELTJAPAN)が、2025年12月6日(日本時間7日)に米国ネバダ州ラスベガスで開催された『UFC323』で、同級2位のブランドン・モレノ選手を2RTKO勝利で下しました。この勝利で、アジア人初のUFC世界王者となったジョシュア・ヴァン選手への挑戦が現実味を帯びています。
激戦を制した平良達郎の強さ
モレノ選手は、これまでKO・TKO負けも一本負けも経験のない元王者。そんな強豪を平良選手がいかにしてフィニッシュしたのか。試合の様子を振り返ります。
ラスベガスの会場は、メキシコ系ファンが多く、モレノ選手入場時には大きな歓声が沸きました。対する平良選手はブーイングを受けましたが、S&Cトレーニングの効果もあり、モレノ選手と互角に渡り合いました。
1R、平良選手は左ジャブからの右ストレートで先制。モレノ選手もテイクダウンを試みますが、平良選手は冷静に対応。一瞬、三角絞めに捕まりましたが、冷静に脱出。さらに、下からパウンドを打ち込み、1Rを優勢に終えました。
2Rに入ると、平良選手は積極的に攻め込みます。モレノ選手の左ジャブをかわし、右ローを当てると、テイクダウンを仕掛けます。組み際でモレノ選手を崩し、マウントポジションを奪います。ここから平良選手はrelentlessなパウンド攻撃を加え、レフェリーストップによるTKO勝利を収めました。
試合後の平良達郎の熱いメッセージ
勝利後、平良選手はマイクを手に取り、「タイトルショットをください!」と力強くアピール。ジョシュア・ヴァン選手とのタイトルマッチ実現への強い意欲を示しました。
平良選手は試合後、「寝技になった瞬間に、もうフィニッシュが来ると思いました。パウンドで仕留めることができました」と、勝利を振り返りました。また、1Rの三角絞めについては、「キツい体勢でしたが、首の呼吸は確保できていたので大丈夫でした」と冷静さをアピールしました。
UFC日本大会への期待
平良選手の活躍を受けて、UFC日本大会への期待が高まっています。日本人初のUFC世界王者誕生の可能性も視野に入れ、今後のUFCの動向に注目が集まります。
平良選手は、今回の勝利で、UFCフライ級のトップ戦線に堂々と名を刻みました。今後の活躍に期待しましょう。
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