前田健太、日本球界復帰は楽天が最有力!決め手は「給料と食堂」?杜の都で新伝説へ
米大リーグで活躍した前田健太投手(37)の日本球界復帰先が、東北楽天ゴールデンイーグルスに決定する見通しとなりました。複数の球団による熾烈な争奪戦の末、楽天が最有力候補として急浮上。かつて本人がイベントで明かしていた「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」という本音が、もしかしたら決め手になったのかもしれません。その舞台裏と、杜の都での新たな挑戦に迫ります。
楽天が争奪戦を制す!マエケンの本音も後押し?
来季の日本球界復帰を明言していた日米通算165勝右腕、前田健太投手。その去就は多くのプロ野球ファンが注目するビッグニュースでした。ドジャースやヤンキース傘下などでプレーしてきたベテラン右腕に対し、巨人やヤクルトを含む複数球団が獲得に乗り出しましたが、最終局面でリードしたのは楽天です。複数年契約プラス出来高払いという好条件に加え、前田投手自身がこだわる「先発」起用への熱意が決め手となったようです。
かつてイベント会場でファンからの直球質問に対し、ざわつく会場で「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」と本音を明かしていたという前田投手。冗談めかした発言かもしれませんが、球団が選手に提供する環境への配慮が、最終的な決断に少なからず影響した可能性も考えられます。
なぜ楽天?手薄な先発陣に救世主マエケン
今季、楽天は4位に終わり、先発投手陣の補強は喫緊の課題でした。規定投球回に到達した投手はゼロ、最多勝もわずか7勝と、まさに絶対的な柱を欠いている状況です。さらに、早川投手の開幕絶望、則本投手の海外FA権行使など、来季に向けた不安要素も少なくありません。
そんなチーム状況の中、石井GMは積極的に動いていました。前ロッキーズのコントレラス投手との契約合意に続き、水面下で進めていたのがマエケンの獲得でした。メジャー通算68勝を誇るベテランの加入は、チームの戦力アップはもちろん、若手投手陣にとっての良き手本となり、精神的な支柱としての期待も高まります。
MLBからの凱旋!前田健太投手の輝かしいキャリア
2006年に高校生ドラフト1巡目で広島東洋カープに入団した前田投手は、赤ヘル軍団のエースとして9年間で97勝を積み上げました。沢村賞2度、最多勝2度など、数々のタイトルを獲得し、日本球界を代表する投手へと成長。
2015年オフにポスティングシステムでドジャースへ移籍後も、渡米1年目に16勝を挙げるなど、メジャーリーグでもその実力を証明し続けました。ツインズ、タイガースを経て、今季はマイナーリーグでの調整も経験。しかし、日本球界復帰を表明し、来年4月に38歳を迎えるベテランが、NPB通算2000投球回という新たな目標を掲げ、再び日本のマウンドに帰ってきます。
楽天の今季と来季への期待
今季の楽天は、中継ぎ陣の厚さを武器にCS争いを繰り広げましたが、勝負どころでの失速が響き、4年連続の4位に終わりました。しかし、浅村選手の2000安打達成や、ボイト選手の活躍、そして黒川選手や中島選手といった若手の成長など、明るい兆しも見えています。
三木監督の続投も決まり、来季は前田健太投手という球界屈指のエースを迎え、チームは大きく生まれ変わる可能性を秘めています。杜の都で新たなスタートを切るマエケンが、楽天を悲願の優勝へと導くことができるのか、来シーズンのプロ野球から目が離せません。
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