「ばけばけ」伊武雅刀、住職役で存在感!本物の住職も唸る再現度と起用秘話
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で、伊武雅刀さんが演じる大雄寺の住職が話題を呼んでいます。15日に放送された第12週から登場した伊武さんの演技は、本物の住職をも唸らせるほどの完成度で、視聴者からも高い評価を得ています。
怪談シーンへのこだわりと伊武雅刀さんの起用理由
ドラマの制作統括である橋爪國臣さんは、住職役のキャスティングについて「短いシーンですが、誰でもいいわけではない」と語ります。ヒロインのトキ(高石あかりさん)とヘブン(トミー・バストウさん)に怪談を語り、二人の心に響く存在でなければならないと考え、ベテラン俳優の伊武雅刀さんに白羽の矢を立てたのです。
橋爪さんは、伊武さんの持つ達観した雰囲気に魅せられ、「この方なら怪談を読んでも、聞く方も納得するだろう」と期待を寄せていました。実際に撮影現場では、スタッフ一同が聞き入るほどの迫力で怪談を語り、トキとヘブンの気持ちを共有できるような、贅沢な時間が生まれたそうです。
お経を読むシーンへの徹底的な準備
第56回では、伊武さんがお経を読むシーンも印象的でした。伊武さんは、過去に様々な作品でお経を読んだ経験があり、「宗派はどこですか?」と質問。今回は法華宗という新たな挑戦に対し、実際にお坊さんに指導を受け、説得力のあるお経を披露しました。
さらに、撮影現場には大雄寺の住職も立ち会い、伊武さんの演技を高く評価。「いいですね」と連発し、その完成度に満足していたそうです。伊武さんの徹底的な準備と演技力が、ドラマに深みを与えていると言えるでしょう。
「ばけばけ」今後の展開に注目!
「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、明治時代の日本を舞台に、埋もれていった人々の物語を描いています。怪談を愛する夫婦の日常を通して、西洋化が進む時代の変化や、人々の心の機微が丁寧に描かれています。今後の展開から目が離せません。
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