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妻を亡くした笑いヨガ講師が6年ぶりに活動再開!「人と笑う喜びを伝えたい」

投稿日:2025年12月15日

熊本市で笑いヨガの普及活動を行う西嶋敏さん(72)が、妻を亡くしてから6年ぶりに活動を再開しました。「人と出会い笑う喜びを伝えたい」という強い思いが、西嶋さんを再び一歩踏み出す力になったのです。

笑いヨガとの出会いと普及活動

西嶋さんは、心不全で苦しい闘病生活を送る中で笑いヨガに出会い、その効果に感銘を受けました。心身ともに元気になれると確信し、講師の資格を取得。妻の和子さんと共に笑いヨガの普及活動に尽力し、2010年には「くまもと笑いヨガ倶楽部」を設立しました。イベント開催や熊本地震の被災地訪問など、活動範囲は広がり、多くの人々に笑顔を届けました。

突然の別れと活動休止

しかし、2019年9月、和子さんがくも膜下出血で急逝。40年間連れ添った妻との突然の別れに、西嶋さんは深い悲しみに打ちひしがれました。月1回の集まりは継続したものの、心の中で和子さんの笑顔を探し、心から笑うことができず、活動を休止せざるを得ませんでした。

仲間たちの支えと再出発の決意

そんな西嶋さんを支えたのは、笑いヨガを通じて繋がった全国の仲間たちでした。SNSなどを通じて励ましのメッセージが届き、今年3月にはインターネットラジオ番組にも出演。胸の内に秘めていた思いを語ることができました。そして、和子さんの七回忌を終えた9月、「いつまでくよくよしてるとね」と背中を押されているような気がして、活動再開を決意したのです。

笑顔が響く熊本の地で

9月末には地元の老人クラブ連合会の講演会で講師を務め、11月には全国の笑いヨガ仲間が集う催しも開催。来年5月には7年ぶりに「笑いヨガフェスティバル」の開催も予定しています。熊本城二の丸広場での体験会では、参加者と共に体を動かしながら笑い合い、「無理して笑わず、笑いたい時に笑えば良いよ」と語りかけました。

妻への感謝と未来への展望

西嶋さんは「妻は笑いヨガと仲間たちに出会わせてくれた私の師匠。まだまだ人を巻き込みたい」と語り、活動再開を機に、人と出会う喜びを改めて感じています。また、持病の治療にも前向きに取り組んでいます。青空に響き渡る笑い声は、西嶋さんの新たなスタートを告げる希望の光です。

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