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婚約破棄&妊娠、里親制度…波瀾万丈な人生が投影された話題の漫画『ゲットバック』著者・古泉智浩氏の知られざる過去

投稿日:2025年12月16日

話題の漫画『ゲットバック』を手がける古泉智浩氏。その波瀾万丈な人生が作品に投影されていると話題ですが、実はデビュー前には“新人賞荒らし”として活躍し、漫画家になるきっかけも衝撃的な出来事だったことがインタビューで明かされました。

漫画家を目指したきっかけは、憧れの漫画家の死

古泉氏は、大学時代に山田花子先生の自殺を知り、大きな衝撃を受けたと語ります。当時、ほぼ同年代でありながら既にプロの漫画家として活躍していた山田先生が、なぜ自ら命を絶つしかなかったのか。その疑問から漫画を描き始めたそうです。

「山田さんがどうすれば死なずに済んだのか…そんなことを考えていたときに、思いついたマンガでデビューしました。」と古泉氏は振り返ります。

ぬるま湯のような環境が才能を鈍らせた?

デビュー後、大学4年生から働くことになった施設での待遇が良く、マンガに本腰が入らなかった時期もあったとのこと。6年間勤務したことを後悔していると打ち明けています。

「ヤングマガジン」での連載を目指していた古泉氏ですが、大手雑誌では連載作家でないと商売にならないという現実に直面。短編をポンポン描いて掲載してもらうスタイルを希望していたため、連載用のネームを考えることに気持ちが向かず、連載には至りませんでした。

編集者から言われた衝撃の一言

「ヤンマガ」に持ち込んだ際、編集者から「君は『ガロ』が向いてるよ」と一言。当時、商業誌での成功を目指していた古泉氏は、「あんな原稿料も出ないところ、冗談じゃないっすよ!」と反論したそうです。しかし、後に「ガロ」でデビューし、水を得た魚のように才能を開花させました。

「ガロ」との出会いと後悔

大学時代には「ガロ」丸尾末広先生根本敬先生の作品に「気持ち悪い!何これ!?」と拒否反応を示していた古泉氏。しかし、商業誌で芽が出ず、28歳の時に「ガロ」に持ち込んだところ、すぐに掲載が決まりました。

「あと2年早く持って行ってたら、花くまゆうさく先生や本秀康先生くらいにはなれたかもって、すごく後悔しているんです(笑)。」と古泉氏は当時を振り返っています。

『ゲットバック』は、そんな古泉智浩氏の波瀾万丈な人生経験が投影された、“ダメ人間マンガ”として注目を集めています。彼の今後の活躍に期待が高まります。

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