約70年ぶり!ローマ字表記が大胆リニューアル!「ヘボン式」が基本に
約70年ぶりにローマ字のつづり方が改定されることが決定しました!政府は12月22日に、「ヘボン式」を基本とした新しいローマ字表記を正式に告示します。これまで慣れ親しんだ表記が変わる大きな変更ですが、混乱を避けるための配慮も行われています。今回の改定について、わかりやすく解説します。
なぜローマ字表記は変わる?
ローマ字の表記ルールを定めた内閣告示が改められるのは、なんと約70年ぶり!今回の改定は、文化審議会が8月に文部科学相に答申した「改定ローマ字のつづり方」に基づいています。具体的には、「ち」を「chi」、「ふ」を「fu」と表記する方法が採用されます。
「訓令式」との決別
これまで、ローマ字表記には「ヘボン式」と「訓令式」の2つの方式がありました。「訓令式」は「ti」「hu」とつづるのが特徴でしたが、今回の内閣告示により、原則として「訓令式」を基本としていた1954年の内閣告示は廃止されます。つまり、今後は「ヘボン式」がメインの表記となるわけです。
急な変更はなし!個人の意思を尊重
すでに定着している表記をすぐに変更する必要はありません。また、人名などについても、当事者の意思を尊重する方針です。文部科学省の松本洋平大臣も、閣議後記者会見で「私の名前も、従前通り(長音記号を使わない)Yoheiの表記を使わせていただくつもりだ」とコメント。個人の自由は認められているので、安心してローマ字を活用してほしいと呼びかけています。
今回の改定で何が変わる?
今回の改定により、ローマ字表記がより国際的に通用しやすくなることが期待されています。特に、海外とのコミュニケーションが増えている現代において、正確なローマ字表記は非常に重要です。新しいローマ字表記を覚えて、グローバルな世界で活躍しましょう!
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