赤坂サウナで男女2人死亡 ドアノブ外れ、閉じ込めか
東京都港区赤坂の個室サウナで発生した火災で、30代くらいの男女2人が死亡した。消防隊が現場に到着した際、出入り口のドアノブが外れていたことが判明し、警視庁は2人がサウナに閉じ込められて死亡した可能性を視野に捜査を進めている。
火災発生と通報
15日午後0時25分頃、赤坂のビルにあるサウナから「非常ベルが鳴っている」という119番通報があった。消防隊が駆けつけると、3階の個室サウナ内で男女2人が重なって倒れているのが発見された。2人は搬送先の病院で死亡が確認された。
現場の状況と初期調査
2人は同日午前11時頃に入室し、午後1時頃まで利用する予定だった。肩などにやけどを負っていたものの、致命傷ではなかったため、司法解剖を行い死因を特定する予定だ。現場では室外の煙感知器が反応し、従業員が消防に通報していたことが分かっている。また、室内にあったタオルが燃えた形跡があり、火災の原因究明が進められている。
ドアノブ外れの謎と今後の捜査
今回の事故で注目されているのは、出入り口のドアノブが外れていた点だ。警視庁は、ドアノブが外れた原因と、それが2人の閉じ込めにつながったのかを詳しく調べている。サウナの管理体制や安全対策についても検証が行われる見込みだ。事故原因の究明と再発防止策が急務となっている。
このニュースは、サウナ利用者に安全意識を高める必要性を示唆している。サウナの利用規約をよく確認し、異常を感じたら速やかに従業員に知らせることが重要だ。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る