「酸っぱいみかん」はもう捨てないで!野菜のプロが教える【もったいない】を解消する甘くする裏ワザ4選
朝晩冷え込むようになると、恋しくなるのが「みかん」ですよね。「コタツにみかん」という言葉があるように、冬の食卓に欠かせないフルーツです。
そんな身近なみかんなのに、「もったいない食べ方」をしている人が意外と多いのをご存知でしょうか?特に、「酸っぱくてがっかり…」と、せっかくのみかんを諦めてしまうのは、本当にもったいない!
今回は、野菜ソムリエであり食育インストラクターでもある植松愛実さんに教わった、「酸っぱいみかんを美味しく甘く変身させる裏ワザ」をご紹介します。これを読めば、もう酸っぱいみかんに悩まされることはありませんよ!
【もったいないを解消!】酸っぱいみかんを甘くする4つの裏ワザ
みかんをむいて一口食べてみたら「うわ、酸っぱい!」そんな経験、誰にでもあるはず。でも大丈夫!むく前でもむいた後でも、みかんを甘くする方法があるんです。
1.シュワシュワ新食感!「サイダー漬け」
すでに皮をむいてしまった酸っぱいみかんには、この方法がおすすめ!
みかんの房をバラバラにして、密閉できる保存容器へ。そこに市販のサイダーを注ぎ込みます。この時、炭酸が抜けないよう容器いっぱいにサイダーを入れるのがポイント。さらに、フォークでみかんにプスプスと穴を空けておくと、サイダーが中までしっかり染み込みやすくなりますよ。
フタをして半日ほど置けば、ほんのり甘く、シュワシュワとした不思議な食感のみかんが完成!デザートにもぴったりですが、日持ちはしないので、早めに食べ切りましょう。
2.最速で甘く!「トースターで焼く」
丸ごとのみかんをすぐにでも甘くしたいなら、焼くのが最速の方法です。トースターや魚焼きグリルで、みかんの皮にこげ目がつくくらいまで焼くだけ!たったこれだけで、驚くほど甘みが増します。
3.お風呂に入れる感覚で!「お湯に浸ける」
これは皮をむく前のまるごとみかんに有効な方法です。40℃ほどのお湯に10~20分ほど浸けてみてください。これだけでも少し甘くなりますが、お湯に浸けた後、さらに半日~1日ほど常温で置いておくと、より効果が実感できます。
箱買いや袋買いで「このみかん、酸っぱいかも…」と感じたら、翌日食べる予定のみかんをこの方法で甘く準備しておくのがおすすめです。
4.自然の力で待つだけ!「しばらく常温で置く」
実は、みかんはそのまま常温で置いておくだけでも甘くなります。箱入りのみかんを食べてみて酸っぱかったら、残りは数日以上置いてみてください。追熟することで、自然と甘みが増していきます。
ただし、りんごと一緒に袋に入れて置いておくと、りんごから出るエチレンガスによって早く甘くなることが知られていますが、同時にカビも生えやすくなるため、こまめに様子を確認するようにしましょう。
まとめ:もう「酸っぱいみかん」にガッカリしない!
せっかく買ったみかんが酸っぱくても、もう諦める必要はありません!今回ご紹介した方法を試せば、どんなみかんも美味しく、最後まで楽しむことができます。
今年の冬は、これらの裏ワザを活用して、一つも無駄にすることなく、みかんの甘酸っぱい魅力を存分に味わってくださいね!
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