衝撃！名古屋グランパスエースFWユンカーが契約満了で退団へファンへ「とても寂しい」感謝のメッセージ

名古屋グランパスは18日、デンマーク代表FWキャスパー・ユンカー選手（31）が今季限りで契約満満了により退団することを発表しました。
突如の発表は、多くのグランパスファミリーに驚きと寂しさを与えています。ユンカー選手はクラブを通じて、これまで支え続けたファンへ感謝のメッセージを届けています。

名古屋での輝かしい功績と今季の苦闘

ユンカー選手は、母国デンマークやノルウェーでの活躍を経て、2021年に浦和レッズへ加入。その後、2023年に名古屋グランパスへ移籍しました。
名古屋移籍初年度には、J1リーグ3位となる16ゴールを記録し、チームの攻撃を牽引。その高い決定力と献身的なプレーで、瞬く間にファンの心を掴み、エースとしての地位を確立しました。しかし、今季は負傷による欠場が多く、リーグ戦14試合出場1得点と、本来の力を十分に発揮する機会に恵まれませんでした。

ユンカー選手からグランパスファミリーへ尽きない感謝のメッセージ

退団にあたり、ユンカー選手はクラブを通じて心のこもったコメントを発表しました。

「グランパスファミリーの皆さんへ
皆さんにお別れを言わなければならないことを、とても寂しく思います。皆さんと出会い、そして一緒に勝利を喜び合うことができた経験は、本当に素晴らしいものでした。すべてが完璧だったわけではありませんが、皆さんからの支えが途切れたことは一度もありません。この3年間を共に過ごせたことに、心から感謝しています。
本当はこの素晴らしいクラブでプレーを続け、来年は自分にとって新たなスタートを切りたいと願っていましたが、これもフットボールです。今残っているのは、名古屋グランパスというクラブ、そしていつでも支えてくださったグランパスファミリーへの尽きない感謝の気持ちだけです。1シーズンで16ゴールを挙げた数少ない選手の一人になれたこと、そしてルヴァンカップ優勝という素晴らしい思い出を胸に、このクラブを離れます。
いつかまた皆さんとお会いして、一緒に笑い合える日が来ることを願っています。皆さんのことを、決して忘れません。本当にありがとうございました。KJ77」

ファンへ残した感動の言葉と未来への希望

ユンカー選手のメッセージからは、名古屋での日々に対する深い愛情と感謝がひしひしと伝わってきます。特に「皆さんの支えが途切れたことは一度もありません」という言葉は、グランパスファミリーとの固い絆の強さを示しています。
「いつかまた皆さんとお会いして、一緒に笑い合える日が来ることを願っています」という言葉には、再会への希望が込められており、ファンにとっては胸に響く一文となりました。背番号77を背負い、名古屋の地で輝いたユンカー選手の今後の活躍を心から応援しましょう。