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赤坂サウナ火災で夫婦死亡…閉じ込め原因はドアノブ?専門家が指摘する危険性と対策

投稿日:2025年12月16日

15日に東京・赤坂の個室サウナで発生した火災で、死亡したのが30代の夫婦であることが判明しました。現場からはドアノブが外れていたという情報があり、閉じ込められた可能性が浮上しています。今回の事故から、サウナ施設の安全対策について改めて注目が集まっています。

事故の概要

15日正午過ぎ、港区赤坂の個室サウナで火災が発生。利用客だった松田政也さん(36)妻の陽子さん(37)が死亡しました。警視庁の捜査によりますと、2人が発見された際、サウナ室の出入り口のドアノブが内側と外側から両方とも外れており、扉を開けられずに閉じ込められた可能性が指摘されています。サウナ室内には焦げたタオルが残されており、出火原因と2人の死因を詳しく調べています。

ドアノブの構造と専門家の指摘

現場のサウナ室のドアは、下に押し込むタイプのL字型ドアノブだったことがわかりました。しかし、元東京消防庁・特別救助隊の田中章さんは「サウナでこのようなドアノブは見たことがない」と指摘。サウナは高温多湿になるため、内側から押すだけで開く“パニックドア”が一般的だと説明しています。今回のドアノブが外れていたことで、緊急時に脱出できなかった可能性が考えられます。

出火原因の可能性

田中章さんは、出火原因について、タオルなどの可燃物がサウナストーブに落ちて火災が発生した可能性を指摘しています。また、サウナ室から出られなくなり熱中症になった可能性に加え、サウナストーブの不具合による一酸化炭素中毒で意識を失った可能性も視野に入れています。

施設の安全対策と今後の課題

今回のサウナ施設は、2023年4月に保健所の立ち入り検査を受けており、設備上の大きな不備はなかったとのことです。しかし、田中章さんは、保健所は衛生面を、消防は防火対策や避難経路を重点的にチェックするため、消防による定期的な検査が重要だと指摘しています。また、消防庁が定めるサウナ施設の条例では、出入り口の開閉方法に関する規定がないため、今回の事故を教訓に、安全基準の見直しが必要となるかもしれません。

今回の赤坂サウナ火災は、サウナ施設の安全対策の重要性を改めて浮き彫りにしました。利用者は、施設の安全設備を確認し、万が一の事態に備えることが大切です。また、施設側は、定期的な点検と安全対策の徹底を図り、利用者が安心して利用できる環境を整備していく必要があります。

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