なんJ大好き民のトレンドニュース

日展話題作「大沢たかおの肖像画」なぜ巡回展で展示されない?完売画家・中島健太氏が暴露

投稿日:2025年12月16日

日本美術界の最高峰と謳われる公募展「日展」。2025年の「第118回日展」で話題を呼んだ画家・中島健太氏の作品「忘れえぬひと」(俳優・大沢たかお氏の肖像画)が、今後の全国巡回展では展示されないことが決定し、波紋を呼んでいます。

大沢たかおの肖像画が話題を呼んだ理由

中島健太氏は、女優の佐々木希氏や白石麻衣氏をモデルにした作品も過去に出品し、SNSで大きな反響を呼んでいました。今回の大沢たかお氏の肖像画も同様にSNSで話題となり、日展会場には連日多くの人が訪れ、作品を鑑賞していました。話題性抜群の作品が、多くの人に芸術に触れるきっかけを与えていることは間違いありません。

巡回展から外された背景に疑惑

これほどの話題作であるにも関わらず、なぜ巡回展で展示されないのでしょうか。中島氏は自身のX(旧Twitter)で、展示を行わないと決めた理事が「将来の日展が心配だ」という趣旨の発言をしていたと明かしています。中島氏は、この経緯に触れ、「ふざけてんのか?そら(日展が)衰退するわ」とストレートなコメントを投稿しています。

中島健太氏が語る日展の現状

デイリー新潮のインタビューに応じた中島氏は、巡回展の展示作品決定のプロセスに疑問を呈しています。「展示スペースが広くないから」という理由がよく聞かれるものの、最終的な判断は一部の理事の意志に委ねられていると指摘します。話題性があり、日展の利益にも繋がるはずの作品が巡回しないのは、一部の理事によって排除されているとしか思えない、と語気を強めています。

審査の公平性について

日展は過去に「書」の審査で不正が発覚したことがありましたが、中島氏は現在の審査の公平性については「洋画に関してはフェアに審査されている」と述べています。しかし、審査は公平性が担保されているにも関わらず、巡回展に出展される作品を決める判断基準が不透明になっていることが問題だと指摘しています。

今回の件は、伝統ある日展の閉鎖性や、一部理事の意向が作品の展示に影響を与えている可能性を示唆しており、今後の日展の運営に大きな影響を与えるかもしれません。

カテゴリー

キーワード

← トップに戻る

コメント一覧

まだコメントはありません。

← トップに戻る

コメントを投稿する