京都・八幡と愛媛・八幡浜、市名で結ばれた縁をマラソンで深める!友好都市協定締結をPR
京都府八幡市で毎年恒例の「八幡市民マラソン」が7日に開催されます。今年は、市名の読みが同じ「やわた」である愛媛県八幡浜市の大城一郎市長も参加し、両市の友好都市協定締結をPRします。
八幡と八幡浜、市名の偶然から生まれた交流
八幡市と八幡浜市は、どちらも市名が「やわた」と読みます。全国の「八幡」という地名の中でも珍しいケースで、この偶然が両市の交流のきっかけとなりました。平成25年には中学生の交流事業が始まり、お互いの市を訪問して文化や自然に触れ合う機会を提供しています。
飛行実験のパイオニア・二宮忠八も「やわた」と深い関わり
日本初のプロペラ飛行実験を成功させた二宮忠八も、両市を結ぶ重要な人物です。八幡浜市出身の二宮は、実験に適した京都府の木津川沿いに移り住み、八幡市で飛行神社を創建しました。故郷と似た地名に親しみを覚えたことも、移住の理由の一つだったと言われています。
マラソン大会で両市の魅力を発信!
今回のマラソン大会には、八幡市の川田翔子市長に加え、八幡浜市の大城市長も出場。両市の連携をアピールします。また、八幡浜市のPRキャラクター「はまぽん」も登場し、ご当地グルメ「八幡浜ちゃんぽん」をPRします。会場では両市の特産品販売・展示も行われ、大会を盛り上げます。
地域に根ざした大会運営
八幡市民マラソンは、スポーツ少年団のマラソン大会をルーツに持つ、地域密着型の大会です。ボランティア約200人による運営で、府外からも多くのランナーが参加します。八幡市の担当者は「まずは安心安全な大会を運営し、八幡浜市の方々と一緒に盛り上げたい」と意気込みを語っています。
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